音を聴く日々。
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2006年02月19日(日) Pops & Rhythm TOUR @渋谷O-WEST

昨日のオトナモードインストアイベントに続きまして、
今日はサンプリングサンとエレキベースのレコ発ライブを見てきました。
O-WESTに行くのが初めてでね、勝手がわからずちょっと困った。
ロッカーとか、トイレの位置がわかんなくて。
トイレに行った際には、入り口でもなんでもないところを、
入り口だと思い込んでおり、後ろに行列を作ってしまった。
並んでた方々、すみません&声かけてくれたお姉さんありがとう・・・

1)サザンハリケーン
なぜ、今日のライブに行こうかと思ったというと、サザンハリケーンから
ライブのお知らせのメールが来たからなのだった。
サンプリングサンが見たくて、もともと行こうかなー、どうしようかなー、
と思ってたんだけど、結局忘れてまして。
サザンハリケーンのおかげで思い出して、チケット予約も出来たわけです。
サザンハリケーンは、このご時世にもかかわらず(このご時世だから?)
DMまで送ってくれます。ありがとう、そしてCD持ってなくてすみません。

ライブはといえば、ギター竹内さんが脱退して、どうなったんだろうと
思っていたら、3人のまま演ってた。
サポートギターの人がいるかと思った。
竹内さんのビジュアルとギタープレイが結構インパクト大だった分、
ステージ上はシンプルな印象。
梅沢さんの衣装は、ピンクのシャツに刺繍入り(ビーズ付?)カーディガンで
派手だったけど。アフロも伸び気味だったし。
ライブは、スロー〜ミドルテンポの曲でやはりギターもう一本欲しいな、
と感じた。
でも、演奏から感じる勢いは今まで見た中で一番あったように思う。
シンプルになった分、それぞれの音と歌が際立ってて良かったです。
ただ、梅澤さんの小噺はやる意味があるのか?と・・・(笑)だって、
「ギターで雷の音が出せるようになりました。使うのは普通の名刺です。
(名刺をピック代わりにギターを弾いて)紙鳴り、紙鳴り、雷!」
うーむ。他のメンバーさん2人は怒ってペットボトル投げてたよ(笑)

2)エレキベース
初見のエレキベースはホーンの人がサポートでいる、と雑誌などで見ていたので
楽しみにしてたんだけど、今日はいませんでした。残念。
でも、ライブは楽しかった。
イメージどおり、ポップなメロディを奏でるバンドでした。

キーボードの方が鳴らすメロディに乗って、森の動物たちのような、
毛皮っぽいお面を被ったメンバー4人がが客席をぐるっとまわって登場。
みんなシルクハットを被って、70年代風の衣装に身を包み、若いんだか
歳なんだかわからない、不思議な見た目。
特にギターの方!ソロでも落ち着き払ったギタープレイ、
そして、全身水色の衣装プラスおかっぱ頭が非常に気になった。
ボーカルサカモトさんの歌は、ちょっと鼻にかかったかわいい声。
歌も「君は恋泥棒」みたいな歌詞が出てくる、かわいい曲が多かったなぁ。
バンドなのに、さかもとさん以外は楽器を置き、コーラスをするという、
コーナーもあり。
サカモトさんは、お客さんにマイクを持たせ、かがみ気味で歌う。
「サンプリングサンは〜生意気なバンドだけど〜
僕たちは優しいから〜安心してね〜」
他のメンバーも続けてコーラス。ギターの方によるカズーソロなんてのもあった。
エンターテイナーで、曲はポップかつメロディアス、
そして自らライブを楽しむエレキベース。
また機会があったら見てみたいです。

3)サンプリングサン
サンプリングサンは、ステージ右からキーボードの田鹿さん、
中央にギター矢野さん、左にベースの野村さんという布陣。
(もちろん、後ろにはドラムの河崎さんもいます)
田鹿さんボーカルの「あぁ見上げれば狂騒の夜空に」からライブスタート。
昨日、予習しようと思ってアルバム「LOVE&RHYTHM」を買ったらですね、
出てくる曲、出てくる曲全部ポップで、キラーチューン満載、
飛ばす曲なし、という状態だったのです。
だから、ライブもさぞかし楽しかろう、と思っていたら、期待通りだった。
楽しい曲はとことん楽しくキラキラと、ギターが利いた曲は矢野さんが暴れて盛り上げ、
「結婚式で歌ったらすごく良かった」
と田鹿さんがいう、「恋人でいよう」はしっとりと。
良いなー、サンプリングサン。
エレキベースもポップだったけど、サンプリングサンほどポップに徹してる
バンドも珍しいんじゃないかと思う。
聴きやすすぎるくらいに、さらっと聴きやすく、でも印象が薄いわけではない。
ボーカリストが2人いるからハモリの厚みは言うまでもなく、聴き応えあり。

矢野さんの早口で何言ってんだかわかんないMCもテンションの高さが
感じられて良かった(笑)
あとおもしろかったのは、メンバー紹介コーナー。
ドラムの河崎さんが、なぜかドラムソロではなく、ミキティ応援歌を披露。
「ただドラムソロするだけじゃ、つまんないと思って」
ということでミキティ4回転を成功させて金メダルを、という歌を
歌ってました。客席やや笑い。その発想が素敵でした。

さて、本編が終わり、アンコール。と思ったら、
サザンハリケーン梅澤さんと、エレキベースサカモトさんがステージ登場。
今日のライブの反省点などを挙げつつ、
「これがぼくたちの解散ライブです」
とか言って、特に落ちもないままサンプリングサンを呼び込む。
先の2バンドのボーカルが最後のバンドを呼び込むなんて、
ありそうでなかなか無い。見てる側にとっては楽しい演出でうれしかったです。
サンプリングサンはバンドが出来て初めて作ったという曲で終了。
静かなイントロと、はじけていく中盤のギャップがおもしろく、
キーボードのフレーズが印象的な曲でした。音源欲しくなった。
物販で聞いて買えば良かったかも。

CDは買い忘れたわけですが、なかなか楽しいライブだったので、
サンプリングサン&エレキベースの会場限定DVD(¥1000)を購入して帰宅。
で、家に帰って、2バンド2曲ずつの音源が入ったDVDを早速見てみた。
エレキベースのPVはその魅力がわかってよかったんだけど、
サンプリングサン「世田京ライダー(Live ver.)」の音が最悪。
画面も揺れすぎてて酔いそう。
でも、1000円だからねー。しょうがないですかね。
アルバムが良かったので、アルバムを聴きこむことにするよ。



ましゅ |MAIL

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