音を聴く日々。
DiaryINDEX|past|will
2006年03月19日(日) |
ダブルオー・テレサ@代官山UNIT |
昨晩は、mixiのCDJコミュの飲み会に参加して参りました。 幹事の皆さんのきめ細かい心遣いに、気持ちも大きくなり、 1次会・2次会と食べて飲み、しゃべりすぎかって言うくらい、 しゃべってきたよ。 みんな音楽好きなので、話が早いっていうか。 楽しい時間でした。
しかし、最近めっきり酒に弱くなり、飲んでるときは調子悪い、という 意識は全くないのだが、翌朝来る。 今朝も気持ち悪くて、起きられず、薬も飲めず、昼過ぎまで寝ておった。 情けない。そんなにがばがば飲んでもいないのに。ビールしか飲んでないのに。 2時ごろようやく、動けるくらいに回復し、蒲田へ行って用事を済ませ、 夕方からは代官山へ移動。 ダブルオー・テレサのワンマンライブ 「こちらロックンロール行脚ファイナル "GUDEN GUDEN GUDEN"代官山大炎上」 を見てきた。
ダブルオー・テレサのライブをなぜ見に行くかというと、曲が好き、 っていうのはもちろん根底にあるんだけど、 それ以上にあの恥ずかしくなるくらいの4人(特に植木さん)の必死さを見たいからだ。 今日も、そんなこと思いつつ見ていたら、最後はこっちが必死になってました。 「Abazure Go GO」(すごいタイトルだな…)から始まって 2回目の「ロックンロール天国」までの2時間半、いろんな感情が渦巻いたなぁ。 中盤から最後に至るまで、植木さんはフロアに設置されたお立ち台で演奏。 2曲くらいで終わるのかと思ってたら、「ギター持って来い!」「マイクスタンド持って来い!」 ということで、結局最後までフロアにいたよ、植木さん。 ステージ上の他メンバー三人(代官山)、フロアの植木さん(桜島と命名) の2元中継で行われるという、かなり不思議なライブであった。 ローディさんが非常に大変そうでした。 そんなこんなで序盤は冷静に見ていた私。 しかし、中盤「12月23日」「イヴ」の切なくも熱い2曲で一気に持ってかれ、 あとは、必死に飛び、歌い、汗びっしょり。 歌いすぎて声かれるかと思った。 自分をさらけ出して全力で思いをぶつけてくる植木さんを見てると うらやましいと思う。 かっこよくはないんだけど、あの必死さに心動かされる。 踊りながら泣いてるお客さんもいたもん。 すげーな、ダブルオー・テレサ。
本編最後の「ロックンロール天国」では、ベース大塚さん、ギターを置いた 上野さんもお立ち台に(笑) 村田さんは一人ステージに取り残されながらも、 一生懸命「ロックンロール天国!」と叫んでいたよ。さすが年長者(笑) 大塚さんの結婚発表があったり、植木さんが大塚さんの結婚指輪をうらやましがり、 「俺には見えないロックの指輪がはまってるんだ!」と叫んだり。 「俺はもう、人間じゃない、今日からトカゲだ」と叫んだり。 もう、なんだかよくわかんなかった。 でもその良くわからなさに、会場が一つになってしまうのだ。
アンコールでは、植木さんをスタートに「ロックンロールとは」という談義が始まる。 メンバーひとりひとりにスポットが当てられ、それぞれ発表。 だんだん、ぐだぐだな空気になってきて、どうすんだこれ、と思っていた矢先、 「この時間が、今日がロックンロールだよ!」 という言葉が客席から飛ぶ。 おぉー。良いこというね、お客さん。 この一言で長いMCにも区切りがつき(いや、面白かったけど…)、 ライブは終焉へと向かうのだった。
自分の中でもまとめきれないんだけど、今年見た中で一番熱かった。 なぜ、ダブルオー・テレサが代官山で??という思いがあったんだけど、 自分たちに一番似合わない場所を選んで、やりきったということ。 決まりきった形にとらわれずに、見せる、伝えること。 熱かった。暑苦しかった。楽しかった。
|