音を聴く日々。
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2007年02月18日(日) |
sound circle@STUDIO COAST |
今日のツボなひとこと。 「大ちゃんもCCBで歌ってる」(by 郁子ちゃん)
今日は、新木場のSTUDIO COASTにクラムボンを見に。 臨海線で行ったら、東京マラソン帰りの人々がたくさん乗ってました。 すごい人だった。寒い中、お疲れ様です!
本日、私は初STUDIO COAST。 バスターミナルとオフィスビルと材木屋さん(だと思う)しかない駅前を抜けて、 川を渡ったらたらすぐライブハウス。 なんだろーねー、不思議な土地です、新木場。 ロッカーの鍵に番号が付いてなくて「自分で覚えておいてください」とのこと。 なんなんだ、それ!一人だったら絶対見落としてたよー。
中に入ると、広めのドリンクカウンターがあって、その奥にフロア。 ステージが横に広くて、後ろには中二階のようなフロアもあって、さらに2階席。 なかなか見やすそうなライブハウスでした。 そして入り口のところは、クラムボンらしく、 絵やモビール(?)で彩られてた。素敵だなぁ。
1組目。Lonesome Strings。 入り口近くで見る。 ギターとコントラバスとバンジョーと、 スティールギターの落ち着いた4人組のお兄さん方。 インストバンド。 こんなに大きい会場でやるのは初めてのこと。 オリエンタル調かと思えば、西部劇っぽいのもあれば、 カントリー調のもあれば、泣きメロもあった。 リードの楽器が変わるごとに曲の雰囲気変わっておもしろかったな。 ただし、弦の音(特にスティールギター)があったかくて、 会場もものすごくあったかくて、Lonesome Stringsの時は、ほんとーっに眠かった。 うとうとうとうと。 今、布団を出されたら、すぐさま気持ちよく寝れる自信がありました。
2組目。YO LA TEGO。 1組目の時に人の往来が激しくて、 落ち着かなかったので(眠かったくせに…)奥へ移動。 そしたら落ち着いたのは、いいんだけど、今度は寒い。 エアコンがきつかったからか、人口密度が低かったからか、 終わるまで、まー、寒くて寒くてつらかったよ。 ヨラテンゴは、事前情報何もなく見ました。 基本は、ドラム、ベース、ギターなのかな。 曲によってパートの変動あり。 非常に振り幅が広くて、この人達のルーツは何なんだろう、 と不思議な気持ちで見てた。 鍵盤がかわいらしく響く曲から、ギターの歪みが効いた曲から、 ボーカルが急に叫び出す曲、ドラムの女の子が歌うゆるーい曲。 こんな音楽をやる人達なんだ、と思ったら全然違う曲をやられて、 びっくり!みたいなことの連続。 曲ごとにメンバーがささっと席を移動する様子が、ほほえましかったなぁ。 途中少々飽きつつも、なかなか見られない人達なので、 見れて良かったと思います。
3組目。クラムボン! 郁子ちゃんは、肩くらいまでに髪の毛が短くなってて (そう、まさにおかっぱというべき髪型、に見えた)、 早速お客さんに「髪の毛きったー?」って言われてた。 白と黒のボーダーのボレロを着た、郁子ちゃん。はー、かわいいわ。 1曲目は、idで、ゆったりスタート。 初っ端から、優しく伸びゆく郁子ちゃんの声が素晴らしい。 鍵盤を弾いて歌う郁子ちゃんは、本当に軽やかで天使みたい。 と私は思ってしまうのです。 2曲目は、新曲。 「アルバムができたよ!ダブルピース!!」 という明るい郁子ちゃんのMCそのままに、元気でリズミカルな曲。 サビで、フライアウェイ〜って言ってたような。 ミトくんも一緒に歌ってた。 大ちゃんはというと、アルバム制作で疲れてしまったようで、 今日は病み上がりとのこと。 でも、その分良いアルバムができたって。それは、楽しみー。 そんな(どんな?)大ちゃんのドラムプレイには大人からも子供からも 「かっこいー!」との声援。 郁子ちゃんが「ちびっこもかっこいいって!」って言ってて微笑ましかった。
私がクラムボンで好きなのは、はねるような「はなればなれ」や 「バイタルサイン」の叩きつけるような激しさなのだけど、 今日はゆったり系が良かった。 特に「ハレルヤ」。 静寂の中に響く郁子ちゃんの声聴いてたら、何とも言えない幸せな気持ちに。 そして「Folklore」では一緒に歌う。 ここで出たのが、冒頭の郁子ちゃんの発言。 今日は大ちゃんが、ヘッドセットをしていて、CCBの人みたいだったのです。 CCBの大ちゃんも歌ってるから、みんなも歌おうよーと呼びかけた郁子ちゃん。 良い曲の途中で、そんなおもしろいことを(笑)! そして、今日のひとことが決定したのだった。
アンコールはね、1曲目はヨラテンゴとのセッション。 ヨラテンゴの曲を。 割と淡々とした、ヨラテンゴの3人。 もっとわーってなるのかと思ったのになぁ。 MCではミトくんから、今日のゲストの紹介。萌えーな、2組なんだって。 2曲目は、たしかサラウンド。いつ聴いても圧倒的。 そして、このままラストまで突っ走るのだろうか、と思っていたら。 「じゃぁ、向こうのベイビーたちに」(メンバーの意向で託児所が設けられていた) ということで、「ドブロノッツ」。ベイビー〜 初めて聴いて、うゎーっとなった。 一気に蘇る去年の野音の記憶。 メンバーが去った後、この曲がかかってて思わず拍手したなぁ。 今年も野音で見れますように、と思いながらライブはラストを迎えたのでした。 メンバーの呼びかけで、明日からツアーの始まるヨラテンゴの皆さんに 「がんばってー」と声をかけつつ、クラムボンのみんなに拍手を送りつつ。
私がクラムボンを見に行くようになったのは、ここ最近で、 しかも考えてみたら夏の野外が多かった。 だから、ライブハウスの暗い空間(かつ寒いところ)で 見るのは非常に不思議な感覚だった。 今年は、きっとツアーもあるだろうから、 室内空間でもじっくり見てみたいな、と思った。 あと、やっぱりライブは誰かと見ると楽しいな(当たり前だけど)。 寒い中、一緒に見てくれた友達に感謝。 STUDIO COASTのこともちょっとはわかったので、 次回のバインは万全の体制で臨みましょう。
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