音を聴く日々。
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2007年05月02日(水) |
ホフディラン@O-EAST |
今日は「ホフディランですよ!復活復活また復活」ライブを 見てきたのであります。 仕事帰りの友達と109前で待ち合わせて、O-EASTへ。 番号は、380番台とそれほど早くはなかったものの、 平日だからかまだまだ会場に人は少なく。 「せっかくだし行っちゃう?」ってことでベイビーさん側のはじ、 2列目(!)に位置をとる。手を伸ばせばステージ触れそうだった。 そんな前に場所をとった割には、開演ぎりぎりになって 人だかりを縫い、トイレに行く自分。 O-EASTだったから、ホフだったから許されましたね、あれは。 無事に前まで戻ってこれてほっと一息なのでした。
30分前からステージ左右のスクリーンには、 ホフのキャラクター(残念ながら名前がわからん)が映し出されて、 「あと○分」とカウントダウン。 「ワタナベイビーはさっき家を出たらしいよ」とかありえなくも無い、 しかし気の利いたコメントを見ていたら、ライブへの期待度が上がる上がる。 そして、ついに10秒前。 お客さんみんなでカウントダウンして、メンバー登場!
「ホフディランのテーマ」からライブはスタート。 予想はしていたものの、ベイビーさん近くてびっくりでしたわ。 ちょっとおばちゃんぽい髪型(なんかパーマのかかり具合がね…)から 足元までバッチリ見える…。 3曲ほどやって早速MCだったんだけど、 序盤から雄飛に激しいつっこみを受けて、おどおどするベイビーさんに大爆笑。 一見普通に見える、衣装の黒いパンツは後ろにキラキラのラメが 入っていたり(そのためか安かったらしい…)、 汗だくなのに己のこだわりで、黒いコートはまだ脱がなかったり、 水飲もうとペットボトルを手に取ったら曲始まっちゃって飲めなかったり (雄飛の曲だったからね…)。 愛すべき38歳、ワタナベイビーの魅力に私たちは引き込まれていくのだった…
今回、初めてホフのワンマンを見て、これはイベントの楽しさだなぁ、 と思った。 ボーカルが2人いること、2人の歌う曲の表情がそれぞれ全く違うこと。 それでいて、コーラスやお互いの曲で弾くソロのメロディーの絡みが絶妙なこと、 歌がきちんと届くこと。 そして曲を聴かせてくれるだけじゃなく、ショーとしての演出が素晴らしいこと。 ひとつのバンドなのに、向かう方向はひとつじゃない。 次は何してくれるんだろうという期待がどんどん高まる。 ステージ上の2人は、その期待を裏切ることはない。 だから、楽しくて楽しくて仕方がなかった(時には腹筋が痛くなるほどに)。
演出といえば、中盤バックのメンバー3人がいなくなったと思ったら。 「以前、武道館でやったときに右側のお客さんにサービスしすぎちゃったので、 今日は左側メインでやります!カーテンオープン!」 ということで、なんとステージ左側(雄飛側)に特設ステージが出現。 メンバー全員は私たちとは逆方向のステージに移動。 アコースティックセットで曲を披露してくれたのだった。 いつものポップさとは一味違った、しっとりバージョンのホフだった。 ウクレレを持ったベイビーさんは、「ふさわしい人」で歌詞を間違えて やり直したり、特設ステージ前には自分のファンが少ないと言って、 一人でメインステージに戻って来たり、とここでもお茶目さ全開。 そのおかげでベイビーさん側だった私たちは大興奮(笑)。 メンバー4人がいるステージに目をくれることもなく、 「きゃー!ベイビー!」状態でした。あはは。
過去の代表曲たちとともに、新曲も聴かせてくれたホフ。 印象的だったのは、ベイビーさんの「Hey!お嬢さん」という曲。 これまたみんなで手拍子しちゃうような、 ほのぼのしたベイビー節炸裂曲だったんですが。 この時代に「Hey!お嬢さん」って歌えちゃうところが才能だなぁ、 としみじみ思った。 中学生男子のような、それでいて毒もあるベイビーさんの感性よ、永遠なれ!
終盤は、もう一人のメンバー、頭がミラーボールのミラーボールマンが登場。 登場こそスタッフさんにベルトをつかまれて、という情けない感じだったけど、 「HAPPY」にのせて踊る様子は堂々たるものでした。 でもね、近くで見たらダンスの腰つきが妙に生々しくて、複雑な気持ちだった(笑)。 あ、やっぱり人だったんだ!って感じで(当たり前)。 ライブは、そのままラストまでミラーボールマンのダンスとともに過ぎていく。 1時間40分ほどのあっという間の本編だった。
アンコールは、ベイビーさんがショッキングピンクのツアーTシャツに 着替えて登場。 雄飛曰く「どうしても渡辺君がこの色を入れろ、って言ったんですよ」 とのことでしたが、それを見た友達は 「ペーにしか見えなくなってきた」と言っていた… 曲は、「遠距離恋愛は続く」と「MY THING」。 ―このままでは終わりたくないんだ― そう歌う雄飛の声を聴いてたら、もうすぐライブが終わってしまうことが 寂しくて寂しくて、どうしようもなかった。
そして、ダブルアンコール。 「有名無名なフレンズが登場します」という雄飛の言葉のとおり、 コーラスでいろんな人が登場。 私がわかったのは、ガルハン増沢さんと植木遊人さん、エレキコミックやついさん、 二丁拳銃小堀さん、プレクトラムの高田さんくらいだったけど、 総勢10人くらいはいましたね。 小堀さんがハーモニカ(ハープというのだろうか)を吹く場面もあり。 「トゥユートゥミー」「こんな僕ですが」をみんなで歌ってライブは 大団円。
ライブ終了後は、ステージ左右のスクリーンに 新しいアルバム「遠距離恋愛は続いた」の告知、次回ツアーの告知が映し出され、 SEには新曲(雄飛が歌う「TOKYO CURRY LIFE 〜邦題・東京カレー物語〜」かな)が流れ。 曲にあわせて自然に手拍子が会場中に広がり。 幸せな空気の中、O-EASTを後にしました。
もうね、改めてホフは良い!ライブが楽しい!ベイビーさん最高! 雄飛の歌も(つっこみも)最高!と実感したワンマン。 友達と大盛り上がりで次回のライブも参戦しようと、早くも決定。 そして、ライブ終了後に生中継(M-ONで生放送していた)を 見ていた友達から来た「数回映ってたよ」メールにうわーどうしようと 思いつつ、家に帰り着きました。 いいのさ、自分は見れないから〜。 そして、次回は必ず勉強してからライブに臨むさ〜。
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