音を聴く日々。
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2007年05月04日(金) Excite Music BLOG PARTY@恵比寿リキッドルーム

今日になって気がついた。
イベントのチケットを引き換えた記憶がない…
あー、馬鹿な自分。
しょうがないので、早めに家を出て当日券買った。
500円大きかったなぁ。

そんなわけで、アロウズ見にExcite Music BLOG PARTYに行ってきた。

出演は6組。

1)PE'S
まさかのトップバッター。
全体的にいかつい見た目の5人のメンバーさん。
ドラムの人はサングラスに坊主で亀田弘毅のようだった…
想像以上に高速な曲から、ジャズのリズムのけだるい曲まで
MCもそこそこに、次々と鳴らすPE'S。
トランペットとサックスが息つく暇なく掛け合う曲たちを聴いてたら
ホーンって肉体で鳴らす楽器なんだなぁと、思いました。
ザ・体力勝負って感じ。普通のバンド以上に。
ヒイズミさん(だったっけ?)の鍵盤は、リズムギター的だったり、
不協和音的だったり、ソロにもなったり、
普通の歌モノバンドにおける鍵盤と
ポジションが全然違っておもしろかった。

2)ジン
曲が始まったと同時にフロント3人がハイジャンプ。若い。
ボーカルの女の子は、PVで見たとおり髪の毛(というより頭?)
を振り回す、振り回す。
曲にこめられた感情の押し出しが強い。強すぎて、私はなんかだめでした。
しかし、バンドのたたずまいとMCは堂々たるもので、
スネオさんもジンに学べばいいのに、とふと思った。
でも良く考えてみたらそんなスネオ、いやだなぁ。

3)the ARROWS
とうとうアロウズ登場。
出来れば前の方で見たかったのだが、全然お客さんの入れ替わりがないので、
真ん中辺りにポジション取り。
私のちょっと前に「ジュテームTシャツ」着た女の子がいて(その心意気を見習いたい)、
なんとなく心強かった。
リュウジさんは、光りの当たり具合によって赤くも見える生地の黒スーツ(なんかホログラムっぽいの)。
残り3人は、シャツ着用のフォーマル仕様。
ドラムも前回と同じ細身の方でした。
(ユダで叩いてる人らしいですね。そりゃ、ロック色強いはずだ)
メンバー全員が見える場所から見て思ったんだけど、
左右を固めるギターの2人は、本当に男前ですね。
もちろん、リュウジさんとキャンディさんもかっこいいですけれども。

セットリスト)
ロックンロールダンシングガール/マストピープル/
オレンジバックビート/ナイトコール/
新曲(「さよならミュージック」かな?)

曲は、何と言っても「オレンジバックビート」がうれしかった!!
いつ以来かわからないくらい久々に聴けたよ。
原曲よりも、さらに跳ねるような印象になってたこの曲。
アウトロのシュンジさんのギターのメロがより鮮やかになってて楽しかった。
「ナイトコール」は、またしっとりバージョンからスタートで。
あのリズムが速くなる時の高揚感が、たまらないー。
最後は、「パーティチューンで盛り上がった最後に、バラードでお別れするのはどうだろう?」
というリュウジさんのMC(かわいー!というお客さんの声が飛んでいた)に
続いてやはり前回もやってた新曲。
今日は、落ち着いて聴けた。
この前自分が踊りすぎて興奮しすぎてたせいもあるけど、
前回より演奏が走ってなかったように思う。
切ないメロディと「さよならミュージック」というサビの歌詞が耳に残る、
まっすぐな歌。
今のアロウズにとって大事な曲なんだろうな、と5人の演奏を見て思った。

アロウズ終わって、気がついてみたら汗びっしょり。
やっぱり無意識に踊ってしまうのだな。

4)MEN☆SOUL
北海道出身という、7人バンド。
ドラム、ベース、ギターが2人、キーボード(ショルダーでした)に、
ボーカル2人。
みんなアフロ、もしくはドレッド。
ボーカルの2人はシマウマ柄及び、ヒョウ柄のロングコートを着込み、踊る踊る。
あ、暑そう。
他のメンバーさんもみんなであわせてポーズをとったりしていた。
曲は、ソウル歌謡って感じで、なんだかダンスマンみたいでした。
最近、アフロの人多いし、DJ OZMAみたいな人もいるのでパフォーマンス自体に
驚きはなかったけれど、演奏も歌(濃かった!)もうまかったので、
素直にすごいなぁ、と思いました。
お客さん、みんな一緒に振り付け踊ったりしてた。
MEN☆SOULは、もうすぐメジャーデビューだそうですが、
そんなに若そうでもなかったので、
この楽しいステージの裏にどんな下積みが…とか、思ってしまった。
余計なお世話ですね。

5)いきものがかり
CMでおなじみ「SAKURA」でスタート。
SAKUSAKUでよく見ているので、勝手に親近感がわく。
ボーカルのきよえちゃん(と呼ばせていただきます)は、
ほんとーうに歌がうまかった。
変な癖が全然なくて、伸びが素晴らしくて、
声がわーっと会場を包んでいくようだった。
ボーカル始まりの曲では久しぶりに鳥肌立った。
曲に関しては、ギターソロとかあまりなくて、
この人達ははバンドによる演奏というよりも
歌を聴かせたいんだなぁ、という印象。
ちょっと前のニューミュージックのような。
それにしても、知ってる曲ばっかりで、売れてんだなぁと思いました。

6)トライセラトップス
トリはやっぱりトライセラ。
和田唱は「ラストって緊張するんだよ」って言ってたけど、そこはトライセラ。
お客さんもこの日いちばんというくらい盛り上がってた。

自分は、もうアロウズ終わったくらいから足が疲れて帰りたかったけど、
ここでトライセラ見なくてどうする!と頑張った。
和田唱氏は髪の毛が肩くらいまで伸びてて(林君も)、ちょっと髭生えてて
うーむ、10周年という第一印象。(歴史を刻んだなぁということです)
ライブは「Fever」から始まって「Going To The Moon」「Groove Walk」へ。
今日も吉田さんのドラムが良いなぁ。
ライブ見て初めて思ったんだけど、吉田さんのドラム大好きです。
ロックバンドだけど、踊れる、というのはこの吉田さんのドラムに
よるところが大きいのではないかと思う。
最近の曲は、演奏は重ためでダイナミックでありながら、
歌はメロディアスでさすがだった!「トランスフォーマー」良かったなぁ。
ラストは「僕らの一歩」で歌をしっかり聴かせつつ、アンコールは「Raspberry」!!
思わず一緒に、ラズベリー踊ろうよ!ですよ。
間奏でめいっぱいソロを弾く和田唱がこれまたかっこよかった。

これにて、イベント終了。気がつけば開演から5時間経過。
自分にお疲れ様。

今日は、アロウズのおかげで今後見ることないだろうなぁ、
という人達をいろいろ見れて、良い経験でした。
トライセラは、お金に余裕のあるときにでも、
CD買ってちゃんと聴いてみたいなぁ。
と言いつつ、すぐ忘れそうでもある。


ましゅ |MAIL

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