| 2006年12月10日(日) |
審議会等委員の「選任基準」抵触等の改善を求める要望 |
明日は一般質問,最終日で終わりに05年度決算に対する反対討論を行ないます。まだ、討論原稿が出来ておらずあせります。いろいろ資料を読んでいるうちに下記の要望を、明日の昼休みか決算討論のあとか、知事に提出する事にしました。
要望書は若干の書き換えがあります。人事室と委員数の件で再確認が必要であるからです。討論原稿はこれからです。
※※ 石川嘉延知事様 鈴木雅近副知事様 白岩 俊総務部長様 2006年12月11日
審議会等委員の「選考基準」抵触等の実体公表と改善を求める要望 静岡県議会会派「市民の風」 代表 松谷 清
2005年度決算審議をとおして静岡県政の様々な問題点が浮き掘りになりますが、県の審議会等の委員選任にあたって大きな偏重がある事が明らかになりましたので、以下、実体及び選任経過の公表と改善を求めるものです。付属機関や審議会は、県民の幅広く県民の声を反映すると共に県政の公正な運営や透明性を確保する機関として存在しています。 それを担保するために、総務部人事室では、(1)静岡県行政組織規則第17条に定める付属機関及び(2)県民の意見を反映させることを目的として、県の要綱、要領等に基づいて設置された協議会、懇談会等を対象に「審議会等委員の選任基準」を定め、以下の3点を原則として明示しています。 1、 女性参画や審議会の目的に照らした公正かつ均衡のとれた委員構成及び委員の十分な職責の遂行から4点を定めています。 �� 70歳定年 �� 女性40% �� 一人の委員の選任できる委員会総数は3件以内 �� 一人の委員任期は10年以内 2、 女性委員40%に達しない場合の2010年までの計画書の提出 3、 特定団体に所属する者に委任する場合、1の基準の理解を求める
となっています。
問題点の第1は、このような選任基準を定めながら、人事室は(1)の行政組織規則17条で定める64付属機関、要綱等で定める22の審議会1113人の委員について、64の付属機関の委員について、1の��の一人3件以内とする委員名についての把握しているようですが、(2)の要綱、要領等で定める審議会、及び教育委員会管轄については把握していない旨の回答をしていることです。ホームページ上では、廃止の審議会含め175の審議会名と委員を公表しています。
問題点の第2は、行政組織17条で定める57の審議会委員のうち、4つ以上の審議会に関与している委員は、石川知事はじめ29人で、大半が当て職ですが、マスコミ人、弁護士、建築士、大学教授6人を把握しながら、放置している事であります。幅広く県民の声を反映するには、そして、透明性のある県政を推し進める為には、当然の事ながら幅広い範囲と分野から見識ある方々を選任しなければなりません。4つ以上の付属機関や審議会に関与する方々は、自然に声も大きくなり、「知事との関係」において「側近型政治」を横行させる素地につながりかねません。
問題点の第3は、静岡空港の収用を扱う収用委員会メンバーが、行政組織17条の付属機関や各種審議会の委員を兼任している問題です。県議会自身が、収用委員会の運営に関与できない、その独立性を担保されている収用委員会委員が、付属機関や各種審議会委員であることは、その公正・中立な運営を阻害する事につながりかねません。というより、この間の収用委員会運営には、残念ながら、公正中立な運営が行なわれてきたとは言いがたい実態が存在しています。
問題点の第4は、行政組織17条や要綱、要領で設置されている審議会、教育委員会関係含め、郡を抜いて多いのが、地元新聞社関係者であることです。私が総務部を通じて得た審議会資料によると、下記に示すように17の地元新聞社枠があり、そのうち10ポストが地元新聞社トップの一人に集中しています。このような関係は、県にとっても、マスコミの側にとっても極めて誤解を受けるものとなります。片や情報提供、意思形成過程への参与を担保にマスコミを通じた世論操作のための一手段への変質の可能性、またマスコミの側にとっても、情報収集、意思形成過程への参与によるジャーナリズムの原点の欠如に至る可能性があるということです。
特に、県立3病院運営形態検討会や市町村合併推進審議会への参加は、県民の意見の分かれるものがあり、地元有力紙のトップが審議委員として選任されることが適性であるのかどうか、大きな疑問が生まれてくるところでもあります。また、静岡県が全国オンブズマン情報公開ランキングにおいて、全国最低ランクとなっている中で、情報公開審査会委員にも関係者が委員として選任されていることは、あらぬ誤解を招きかねません。マスコミ人を委員として選任する必要があるのであれば、マスコミ各社全体に要請し、交替で委員を選任するという方法もあります。しかし、見識あるマスコミの方々である場合、ジャーナリズムの本来的あり方からして辞退ということもあるかもしれません。県議会議員も本来の2元代表制のあり方から、各種審議会から撤退してきた経過があります。第4の権力といわれるマスコミ、その分野から委員を選任する場合、少なくも、地元紙とはいえ1社に集中する審議会委員選任は、慎重さが必要ではないでしょうか。 これらを踏まえ、以下の点を要望致します。12月19日までに文書による回答を求めます。
1、 「審議会等委員の選任基準」の対象となる審議会の名称と実体を、2003年度から2006年度まで、廃止になった審議会を含め公表する事。 2、 その対象の中で4件以上の審議会委員となっているものの氏名と委員会名、及び選任経過を公表する事。また、選任基準に抵触している現状及び今後の改善に対する考え方を示す事。 3、 収用委員会委員が県の付属機関や審議会の4件もの委員となっている現状及び収用委員会の中立性の担保や今後の改善に対する考え方考え方を示す事。 4、 地元新聞社トップに4件を越える審議会委員を選任してきた経緯、選考基準に抵触している現状、更に地元新聞社社関係者に17名という審議会委員を選任してきた経緯及び現状、そして今後の改善に対する考え方を示す事。
※ 収用委員会委員 立石雅世さん 1、 医療審議会 企画経理室 医療法 2、 静岡県地価調査会 不動産取引室 国土利用計画法施行例第9条 3、 静岡県土地利用審査会 不動産取引室 国土利用計画法第39条 4、 静岡県あっせん委員会 公共用地室 土地収用法
※※ マスコミ関係者 原田誠治さん 静岡新聞社常務取締役
17条関係での4つの審議会 1、 静岡県事業認定審議会 公共用地室 条例 静岡空港の土地収用に関しても審議されている 2、 静岡県水産振興審議会 水産振興室 条例 3、 静岡県河川審議会 河川企画室(06年から静岡新聞社内の別の委員に変更) 条例 4、 静岡県市町村合併推進審議会 合併推進室 条例
これ以外に 5、 静岡県人権会議 人権同和対策室 要綱 誌面での従軍慰安婦問題で市民団体から抗議を受けている 6、 県立3病院運営形態検討会 病院管理室 要綱 7、 静岡県中山間地域等直接払制度評価委員会委員 農山村振興室 食料・農業・農村基本法35条2項 8、 静岡県社会教育委員会 社会教育課 社会教育法 条例 9、 静岡県高等学校第2次長期計画検討委員会 高校教育課(2004度で廃止)要綱 10、 静岡県高等学校入学者選選抜制度協議会 高校教育課 規則
更に静岡新聞社枠として 11、 静岡県情報公開審査会 12、 静岡県表彰審査委員会 13、 静岡県読書活動推進会議 14、 静岡県生涯学習審議会 15、 静岡県スポーツ振興審議会 16、 静岡県消費生活審議会 17、 静岡県男女共同参画会議
尚、マスコミ枠としては、静岡県青少年問題協議会、静岡県青少年環境整備審議会、静岡県社会教育委員会に1名から3名の枠がありますが、参加しているマスコミ、抑制しているマスコミと対応は独自のようです。それにしても、静岡新聞枠がいかに大きいかがわかります。静岡県防災会議、国民保護協議会には、指定公共機関枠が2名のマスコミ枠があります。
※※ 質問順序 1 質問者 吉川雄二
1 本県経済の活性化について (1)地産地消の推進 (2)本県公共事業のあり方 2 富士山の世界遺産登録について 3 教育行政について (1)教育の地方分権化 (2)国家の主権としての教育権のありよう 4 留置管理業務について
質問順序 2 質問者 渥美泰一
1 知事の政治姿勢について (1)歴史認識 (2)さらなる地方分権の推進 (3)県の体制づくり 2 少子化対策について 3 日中友好交流について 4 教育の再生について 5 食育について
質問順序 3 質問者 佐野愛子
1 心豊かな共生社会の実現について (1)障害者の自立支援に対する取り組み ア 負担軽減策 イ 障害福祉計画 (2)県庁の障害者雇用の推進 (3)命と心を救う対策 ア 自殺対策 イ 子供の心を救う対策 (4)養護教育の充実と特別支援教育 2 茶業振興について (1)茶文化の振興 (2)中山間地域茶業の振興
質問順序 4 質問者 森 竹治郎
1 静岡県の水産振興について (1)沿岸漁業の振興策 (2)漁業協同組合の合併と支援策 2 道路特定財源の確保について 3 伊豆縦貫自動車道の整備について (1)東駿河湾環状道路函南町地内の整備状況と今後の取り組み (2)天城北道路の整備状況と今後の取り組み (3)河津下田道路の今後の取り組み 4 静岡県の観光振興について (1)富士山静岡空港を活用した観光客誘致 (2)伊豆ブランド創生事業への取り組み 5 駿河湾の海上交通の充実について 6 県民の翼となる地元リージョナル航空会社の設立支援について
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