新潮文庫 ユゴー 著
司教様って凄い方だ。 キリスト教の精神は博愛なのだな。 確かにその精神をかたくなに守ろうとするなら 恋人を作ったり 結婚したり 子供を作ったりはできないよなぁ。
だってそういうことは誰かを特別に愛するということだから。 博愛の精神とはかけ離れてしまうもの。
そして よしながふみさんの「愛すべき娘たち」を思い出したのです。 その中にシスターになってしまう女性が登場するのですが 祖父から「人には分け隔てなく接しなさい」と言われて育った彼女は 「誰かに恋をすることは、分け隔てること」と言うのです。 その言葉に酷く納得してしまった自分がいたのでした。
彼女の作品はそういう心の隙間を突いてくるものが多いです。 金子みすゞという詩人を知ったのも彼女の作品からだったし。
ボブ系の作品が多いのでアレですが 「愛すべき娘たち」は男性にもオススメです。 フツーの少女漫画ですよ。
明日から新人が着任なので 自席の確認に定時後新人が来ることになってたんですが 研修最終日で名残惜しかったのか なかなか現れなかったのですよ! 私のみならず本部長、部長、課長も待っていたというのに。
名残を惜しむのは勝手だが せめてやることやって終わってからにしてくれ、と思ったです。
おかげで帰るのがいつもより1時間も遅くなったし。
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