 |
 |
■■■
■■
■ 旧友。
中学のクラス会の案内がきました。
かつて 私が大好きだったクラスの仲間達が集まるのです。
私の中学は田舎なので、学年人数106人の3クラスでした。
中学1年生。私はA組でした。
そのクラスにいたとき、このクラスを離れるのが寂しかったのです。
その理由はクラスに好きな人がいたから。
2年に上がって、私はC組に入りました。
好きな人はA組でクラスが離れ離れになってしまいました。
それを機会に、私は好きな人に告白しようと決意したのです。
初めての告白でした。
でも私には直接告白することも、電話で告白することもとてもとてもムリでした。
精一杯の勇気が、手紙で告白することだったのです。
あまり話すことが出来なかったけれど、いつも想っていた事。私の気持ちを全て。
それからもずっと、その人から返事はなかったのです。
変わりに友人から知らされてきた事がありました。
『えみ、あの人にラブレター出したんだって?』そう言われました。
どうして知っているのか聞いてみると・・・。
彼は私の書いた手紙をクラスで見せびらかしていたらしいのです。
物凄くショックでした。彼がそういう事をする人だとは思っていなかったから。
けれど、私はそれでも1年程は彼を忘れることが出来なかったのです。
あの人に会うまで。
その人の存在は知っていました。とても目立つ人だったので。
卓球が凄く上手で頭が良くて、スケベだと(笑)
その人と隣の席になったのは2年目の秋だったと思います。
常に隣で歌を歌っているんです。ちなみに歌は凄く上手い人でした。
それから、テレビドラマの口説き文句を真似て女の子に言ったりしていました。
ただ、顔はカッコイイとは言われないような人でしたが(笑)
彼の隣の席になり、修学旅行も近いこともありそのままの班で3年まで持ち上がり。
同じ班で約1年近く一緒に過ごしているうちに、いつの間にかその人に惹かれていました。
彼は、相手の嫌がるようなことを口にしない人でした。
いつでも周りを明るくしてくれるような存在でした。
ただ、私は知っていました。彼の好きな女の人の事を。
けれど、どうしても気持ちを知って欲しかった私はまた手紙で彼に気持ちを伝えたのです。
それでも、彼は避けることは絶対しない人でした。
返事をもらうことはできませんでしたけれどね(笑)
そしてバレンタインもどさくさに紛れてではあったけれど、渡すことも出来ました。
ホワイトデー。靴箱の中にあったテディベアのキャンディーは彼からだったと思っています。
テディベアを好きになったのは多分その頃からだったと思います(’’)
それから、卒業。彼と私は別々の高校へ行くことに決まっていました。
これが本当に最後だと、凄く勇気がいったけれど 初めて電話をしたのです。
なぜか正座をして、ものすごい顔が赤くなっていたと思います。
好きな人がいるから・・・と結果は予想通りでした。
電話を切った後、涙が止まらなかったけれど彼の優しさにココロはあたたかでした。
とてもとても・・・優しい声でした。
高校へ進学し、卒業しても 私は彼を忘れることが出来ませんでした。
別々の高校で、彼と会えたのは3年間で4・5回でした。
けれど、1度だけでも会えれば凄く幸せでした。会話は出来なくても。
それから私は岐阜へ就職進学をし、彼を好きになって5年が過ぎた頃。
ちえこと出会い、楽しい毎日を過ごしている間にようやく彼を忘れることができたのです。
成人式で会った時。好きと言う感情はもうなかったけれど、どきどきしている私がいました。
彼の声がとても好きでした。
成人式以来、私は彼に会っておりません。
このクラスは私と同様皆好きだったと思っているらしく、何度かクラス会をしています。
私も熱が出ても、学校へ行きたいと思ったのはこのクラスがはじめてでした(笑)
それに、誰と一緒の班になってもハズレがないんですよ♪
楽しい2年間でした(^^)
ここでのクラス会は多分3度目くらいだと思います。ちなみに去年の夏もやりました(笑)
でも、その人はクラス会に顔を出すことはありませんでしたが。
今回は来るかなって思っていたりするんですけどね(’’)
感情はもうないとしても、どうなっているか 見てみたいものです(笑)
なんだか、私の過去の恋愛話について語ってしまいました(* ̄∇ ̄*)ゞ
くれぐれもチャット等で話題にすることのないようにお願いします。
また手紙を皆に見せられたような思いをするのはご免です。
2004年12月21日(火)
|
|
 |