自分らしさは挙動不審 - 2001年10月22日(月) 挙動不審が自分らしさとはいささか撞着を犯してるが 挙動不審は数学で言う関数で、ある事象をXに入れると 挙動不審の答えYが出てくる。複雑な関数で時間が 変わる毎に切片やら、Xの乗数も変わってくる。 同じ入力をしても、時間毎に色々な挙動不審が見れる。 それはある意味で自分らしさと言えないでもないが それを自分らしさと認めてしまったら、誰だって 自分らしさを持ってることになるに違いないので 認められない。自分らしさというかアイデンティティとは 自分に降り注ぐ様々なファクターを一定の思想、規則を 以ってそれに対処することであり、反応が挙動不審では そこに思想はなく、植物人間のように何も反応しないのと 同じで人間の尊厳が見られない。 アイデンティティとは日本語で普通に訳すと自己同一性とか 自我同一性とか言われる。自己と自我にはあまり区別は ないが、敢えて分けるなら自我とは意識的領域であり 自己とは意識的、無意識的領域を現している。 ¥続く -
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