金色の夢を、ずっと見てる

2003年09月25日(木) 自己責任とはどこまでを言うのか?

 久しぶりに腹が立った。

 元来短気な性格ではあるけど、できるだけそれを表に出さないようにしている。会社でムカつく事があるといってもそれはほとんど上司に向けられるものである事が多い。でも今回の件に関しては、実に久しぶりに一般の職員に対して腹が立った。

 私はとある会社の総務課にいる。福岡に本社がある会社の熊本支社で、支社の下には更に県内10ヶ所の営業所がある。本社には総務課・人事課・労務課・経理課とあるのだが、支社では総務課のみでそのすべての仕事をこなしている。業務量はかなり多い。

 その中で先日、某営業所の職員から1枚の申請書が届いた。社内貸付金の申請だ。その人は住金を利用して家を建てていたが、先日社内貸付金の規程がちょっと変わり、金利がかなり安くなったのだ。だから「住宅ローン返済のため」に社内貸付金を利用しようとしたわけだ。(いわゆる”借り換え”ですね)

 総務部長の印鑑が押されたその書類は本社へ送られ、結果「借り換えのための貸付金利用はできません」と却下された。

 タイミングの悪い事に、その直後に組合の執行委員会が開催されたのだ。その職員はその件を委員会で提案した。「総務部長の印も押されたのに、本部まで行ってはねられるとはどういう事だ」と。つまり、借り換えのための利用が認められていないのなら、支社で総務部長が押印する時に気付くべきじゃないかと言うわけだ。なんのために支社経由で本社へ出すのかと。

 ・・・・でも考えてみてほしい。自分には落ち度はなかったと?確かに総務のチェック機能を果たしていなかった。申請書の用件が貸し付けの対象であるかどうかという初歩的な事を確認しなかったわけだから、それは確かに申し訳ない事をした。でもそれは総務課だけが悪いのか?

 会社の金を借りようという時に、自分の申請用件が貸し付けの対象になっているか否か、というのは最初に本人が確認するべきだと思うのは私だけか?ちゃんと営業所にも貸付金規程は置いてある。申請用紙にも貸付対象事項は書いてある。そんな事まですべて総務が確認してあげなきゃいけないのか?

 自分達のミスを正当化するつもりはない。総務に落ち度があった事は事実。でも、だからってあなた自身に落ち度がなかったとは言わせない。

 なのにまるで総務課だけが悪くてこんな事になったと言わんばかりの抗議をされて、その上「申請書に貼った収入印紙の2000円をどうしてくれる」だと?最初からあなたがきちんと貸付金規程を確認していてたら起こらなかったミスだとは少しも考えないのか?

 甘えるのもいい加減にしてくれ。子供じゃないんだ。規程に詳しくないなんて事は言い訳にならない。そのために規程集が置いてあるんだから。

 やだやだ。せっかく今日はこの後デートなのに怒りながら行きたくない。というわけでぶちまけさせてもらいました(苦笑)お耳汚し、失礼しましたm(_ _)m

 


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咲良 [MAIL]

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