2003年11月21日(金) |
余所様の家庭の事情。「嫁」という字は”家の女”と書くのよね・・・。 |
予感はしてたんですけどね・・・デートはドタキャンされました(泣)
仕事が終ったら電話するから、と言われてたのに7時半になっても連絡がないので、さすがにお腹がすいてこっちからTEL。 「ごめん、後でかけなおす」 「あ、うん、わかった」 ・・・・・この会話、ノンフィクションですよ。本当にこれだけしかしゃべってないの。通話時間7秒(笑)
8時近くになって次郎くんからTEL。 「今終った・・・ちょっと聞いてくれよ〜俺、明日と明後日、朝8時集合で○○まで行かなきゃならん」 ・・・・・・○○、とは次郎くんちから車で1時間ちょっとの地名です(汗)そこに朝8時集合!?
お互いしばし沈黙。
次郎くん、今から家に帰って9時近く(今日の現場も小1時間離れた場所だったので)。それから私と会って、何時に帰るのかわからないけど、明日の朝は8時に○○集合のために6時半頃起きなきゃいけない。
正直言ってすんごいキツイんだけど、これで”だからキャンセル”なんて言ったらまた私が怒るんだろうな〜と思って黙り込んでるのが伝わってきます(笑)・・・・・・・・・・・・しょうがない、ここは私が折れましょう(嘆息)
「いいよ、わかった。・・・来週にしよう」 「いいですか(←異様に低姿勢な次郎くん・笑)」
っつーわけで急にヒマになっちゃったワタシ。友達Eがなにやら話したい事があると言ってたので、バイトが終ったRと一緒にお茶でもしようかと集まる事に。
Eは以前ちょこっとこの日記にも登場してます。詳しくは10月27日の日記参照。旦那が異常に人見知りするあの彼女です。
そのE夫婦、今度家を買う事になりました。お義母さんの援助で郊外に中古の家を買って、リフォームして引っ越すのだと言う話は聞いてました。ところが、ここで話がややこしくなってる。
”お義母さんの援助”の時点で考えついてはいたんですけどね。やっぱり話が出たんだそうです。『同居』の。
ある日Eに電話がかかってきて、 「新居に置くベッドを買いに行きたいんだけど、Eさん今度の日曜はヒマかしら?」 ・・・・・・なんですと?
このお義母さん、実は近々再婚の話があったのです(お義父さんは随分前に亡くなってます)。勤め先の社長と、すでに半同棲・・・っつーか通い妻状態。これをEのご両親はあまり快く思ってませんでした。
E達夫婦は、もちろん反対なんてしてませんでしたし、それどころか、後妻として向こうの家に入っても、やっぱり老後まで向こうのお子さんにお世話になるのはお義母さんも気が引けるみたいだから、その時はやっぱり自分達が面倒見なきゃね、なんて話までしてました。
でもEのご両親にしてみたら、 家があまり近くないからといって孫の面倒もほとんど見ないで金銭的な援助をするばっかりで、自分の再婚相手(しかもまだきちんと籍はいれてない)を孫に”おじぃちゃん”と教え込み、さらにとんでもないイナカに家を勧めておきながら、結局は再婚話なんてなかったかのようにいきなり同居ですって!? というわけで。
E自身も、いずれは自分達が面倒みなきゃと思ってたとはいえ、それはあくまでも”いずれは”の話です。家を買う事にしても、お義母さんの援助をもらってまで今買わなくてもいいじゃない、分不相応よ、なんて言ってたのです。
なのに、旦那さんがハッキリ断ってくれずにいる間にお義母さんの知り合いの町議を通して話が進み、物件が決まり、じゃぁしょうがないからもう覚悟を決めようか、なんて思ってたところに降って湧いたような同居話。
結局再婚はどうなったのか、最初から同居のつもりなのか、ちゃんと確認してくれ、と旦那に言ったところ 「いいじゃん、どっちでも。結局はいつかは同居するんだし、母ちゃんの金で家を買えるようなもんなんだから、好きにさせとけよ」 ・・・・・・さすがにEもキレました。
援助してもらう事で恩を着せられるような事になりたくないから嫌だったんだ、自分達の金で買えるようになってからでいいじゃないかって言ったのに、こんなんだったら私はその家には住みたくない!!
と言ってしまったのだとか。ちょうど「ベッドを買いに」の電話の時にEのお母さんもたまたまその場に居合わせた事から、一気に事態は戦闘モードに(苦笑)
しかも、その物件がかなりイナカだった事がまたEには不満でした。Eは産まれた時から熊本市内で育った人。結婚する時に新居の場所で”市内から出るぐらいなら結婚しない!”とまで言って破談になりかけたヤツです(笑)
なのにその物件は、市内を出たばかりかその”郡”の町の中でもかなりはしっこ、あと1つ隣の町を越えたら熊本県すら出てしまうような場所でした。さらに実際行ってみたら、小学校がものすごく遠かった。
家からの距離としては3〜4kmらしいんだけど、高速道路のすぐわきで狭い道とか、街頭1つない真っ暗な道とか、そんな所を通らないと学校に行けないような立地条件でした。いずれは子供がそこを通うのかと考えたら、とんでもない!と。
でも旦那にそう訴えてみても、「まだ何年も先の話だろ?」と全然考えてくれない。何年も先とは言っても、5年後には確実に来る未来の話です。なのに何故それをきちんと考えてくれないの!?子供だけでなく自分達の将来の事なのに!!
・・・・・・と、Eはどんどん不満を募らせ、ついに「そんな家には住みたくない!」発言に至ったわけです。
それは・・・無理もないかなぁ、とRと2人で同情してしまった。しかもEの上記の発言に対して旦那さんは(まぁ売り言葉に買い言葉という奴だったのかもしれませんが)、「じゃぁ別居するしかないじゃん」と答えたそうで(‐‐;
Eの実家では、もともと向こうのお義母さんに良い印象をもってなかったせいもあって、「本当に別居する事になったらいつでも帰ってきていいわよ」と言ってるのだとか。これはひょっとすると本当にひょっとするかもしれません。
話を聞いてると、お義母さんの暴走もなんだけど、旦那さんの頼り無さが気に障ってしょうがない。自分が妻と子供を養っているのだという自覚がまったく感じられなくて、この人、結婚して子供も出来て、それでもまだ親の庇護の下にいるつもりなんじゃないか?と信じられない気持ちになる。
Eも、「旦那の事は別に嫌いじゃないんだよ。だから離婚するつもりはまったくないし。でもあまりにも自分達の将来に関して無関心っていうか、考えが甘すぎて、こんな状態では絶対幸せになれないと思うと子供と一緒についていく気にはなれない」とシビアなコメントをしていた。
結婚したら、『嫁』は最終的には旦那が頼りなんだ、と。それまで赤の他人だった人達を”お義母さん” ”お義父さん”と呼んで、うまくやっていかなきゃいけない。その中で旦那が味方になってくれなかったら誰を頼ればいいの?
結局Eがどんな結論を出すのかわからないけど、ちゃんと旦那と向き合って話し合いができればいいな、と思う。まだ結婚してない私達に「結婚って悪くないな」「旦那さんがいるっていいもんだな」と思わせて欲しい。意外とそういうふうに感じさせてくれる夫婦って少なくないですか?
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