金色の夢を、ずっと見てる

2011年03月04日(金) 金沢旅行・2日目

金沢2日目の朝。


今日の着物は、ワイン色に同色でバラと蝶が織り込まれた、一見無地に見える着物。光の加減で模様が浮かび上がります。帯は明るいグレーにサクランボと桜の花の模様。所々にラインストーンみたいな感じでキラッと光る箔押しが施されてます。小さな桜模様が織り込まれた控えめなピンクに黒のドットの帯揚げに、濃いめの赤紫の帯締めと桜が細工された帯留め。3月初旬という事で、ちょっと季節を先取りして桜でまとめてみました。……その割に着物の柄はバラなんだけど(笑)羽織の柄は糸菊だし(爆)


まずは朝食。2階のホールでビュッフェです。メニューは、地元の食材(加賀野菜とか味噌とか米とか)を使ったもの。品数はビックリするほど多くもなかったけど、『えーこれだけ?』ってほど少なくもなかったかな。つまり程々って事か(笑)欲を言えばもうちょっと洋食のおかずメニューが多いと嬉しかったけど、どれもおいしかったです。むしろ、このお値段であのお部屋であの大浴場でこの朝食なら充分でしょ!と言えるレベルだったかと。





そして観光スタート。まずは兼六園!途中のコインパーキングに『兼六園まで ここからほふく前進で5分』という看板を見つけてウケる。下にちっちゃく『普通に歩けば1分です』と書いてありました(笑)そしてまずは!と言いつつ、兼六園の前にその手前にある金箔の商品を扱うお店に寄り道。ここでいきなり、お土産として定番の脂取り紙やら金箔入りリップグロスやら金箔で模様が施されたお箸(自宅用3人分)やら購入。朝からいきなり荷物増やしてどうする。でもこの後の予定では、この道はもう通らないからさ〜。




兼六園は……見事でした。(私達の感覚では)かなり雪が積もってて、とても風情がありましたねぇ。名物『雪吊り』は3月中旬までとの事で終わる直前に間に合ったね〜という感じだったのですが、やっぱりせっかくなので雪が積もった状態で見られたのは良かったなぁ。


そう、この『雪吊り』。私ずっと、これは雪が木々に積もらないようにするためのものだと思ってたんですよ。テントみたいな役割なのかなー。でも布じゃなくてロープだから、雪はすり抜けて普通に木に積もっちゃうよねぇ。これって役に立ってるの?とずっと不思議に思ってたんです。

でも実際に見たらその謎が解けました。あれは、木に雪が積もらないようにするためのものではなく、雪の重みで枝がしなって折れたりしないように、上から枝を吊って支えるものだったんですね!実物を見て初めて判りましたよ!(←ただのバカ・苦笑)

そんなバカな感動をしつつ、のんびり園内を一周。低い木に積もってた雪の厚みに驚き、とりあえず手形をつけて写真に撮ってみたり。なんでもこの日の金沢は半月ぶりの積雪だったそうで…寒かったけど、でもやっぱり雪の兼六園はステキでした。多分降ってなかったらそれはそれで
「寒くなかったのはいいけど、せっかくだから雪も見たかったよね〜」
って絶対言ってたと思う(笑)


園内の時雨亭というお茶処で一服。『抹茶と上生菓子』と『煎茶と和菓子』という2択で、上生菓子は食べたいけど抹茶が飲めない私は仕方なく煎茶セット。みなとの上生菓子を1口もらいました。おいしかった〜♪係りの人が時雨亭の成り立ちとか建物の特徴とかを説明してくれて、お茶を頂いた後でゆっくりお庭や別の部屋も見れました。障子がちょっと不思議な貼り方をしてあるなーと思っていたら、それも石垣に見立ててわざとそういう貼り方をしてるのだと教えてくれたり。雪が降る庭を見ながらゆっくりお茶…なんだか優雅な気持ちになります。

桜の木も結構多いようだったので、いつか桜の季節にも行ってみたいなぁ。





兼六園を出たら、すぐそばにある『金沢21世紀美術館』へ。ここは現代美術がたくさん展示されてるんだけど、建物全体も1つのアートみたいな感じですごくおもしろかったです。常設展示とは別に企画展も見たんですが……現代アートって難しい(--; 写真はまだ判る。でも
『子供が座るぐらいのサイズのオレンジと黄色のプリン型の物体が、部屋を横切るように規則正しく並んでる』
とか
『幅30�儿發�2mぐらいの金属板がストーンサークルのように並べてある』
とか
『水色と黄色の長方形の金属板が壁に並べて貼り付けてある』
とか
『ビー玉を並べて世界地図が描かれてる』
とか……ゲイジュツか〜うん、難しいな、みたいな(苦笑)いや、“ビー玉で世界地図”は本当にすごかったけどね。


軽く一回りして、館内のレストランでランチ。メインのパスタかご飯メニューを選んで、副菜は食べ放題というビュッフェランチです。パスタとご飯を1つずつ選んで半分こ。副菜もいろんな種類があって、サラダもあるしタルタルソースのかかった唐揚げとか地元の魚介類のマリネとか加賀野菜がたっぷり入ったキッシュとか、とにかく全部おいしかった。デザートと食後の飲み物付きで1,890円。普通に友達とランチに行ったらためらう額なんだけど、旅先だと平気で出しちゃうね(笑)メイン料理なしでビュッフェのみのもうちょっとお手頃コースもありましたよ。(でも確かビュッフェ1回しか取りに行けないとかだった)


ここでの一番の目的は、『レアンドロのプール』。上から見ると普通のプールなんだけど、実は水面の部分にガラスを張ってその上に深さ10�冂�度の水が溜めてあるんです。そしてその下にも人が入れる。上から見たら水の中に人がいるように見えて、下から見たら水面越しに人が見える。

これが見たくて行ったようなもんなのに、昼食前に見た時は雪が降ってて行けなかったんですよ。プールの下には入れるんだけど、上から見るスペースが中庭というかとにかく屋根がない所にあるので、そこへの出入り口が閉められてて。じゃぁせっかくなので下だけでも行こう!と地下に降りて、戻ってきたらちょっと晴れたからと出入り口が開いてる!プールの上から見られる!さっそく覗いてみると、水底に人がいるという不思議な光景が見れました。でもこれ、せっかくだから両方から写真撮りたいよね?というわけで、みなとが再び地下へ。水面の上からと下から、お互いに写真を撮りました。ただ、荷物は全部ロッカーに入れなきゃいけなくて、携帯のカメラでしか撮れなかったのが残念。


まだ見てない展示部分もあったのですが、この時点で結構いい時間になってしまったので次へ移動する事に。和紙工芸品のお店を覗いたりしながら、のんびり歩いて片町・香林坊方面へ。私はここで和装小物のお店に行きたかったのだ。



金沢といえば加賀友禅。さすがに着物は買えないけど(笑)小物ぐらいなら買いたいな〜と楽しみにしてたのです。るるぶで目をつけてたお店『ゑり華』さんで、友禅柄の半襟をチョイス。さらにそこで帯締め用の房カバーを発見!帯締めの房ってほっとくとぼさぼさになっちゃうので、仕舞う時は紙とかでくるっと巻くんですが、毎回めんどくさいんだよね。素材はビニール…なのかな?ナントカ樹脂とかそういうやつ?よく判らないんですが、最初から巻いた形になってるからいちいち巻き付けなくていいし、テープとかいらないし、何度でも使える。こういう品物があるって事は知ってたんだけど、実際にお店で見た事がなかったんだよね。嬉しくなって2つ買っちゃいました。

ちょっと歩いて、もう1軒。『ゑり虎』さん(名前から察するに、さっきの『ゑり華』さんとは系列店なのか?)というお店で、こちらでは帯揚げを1枚購入。淡い水色に銀糸がラメのようにキラキラ光る無地の帯揚げです。涼しげだから春先から初夏にかけて使えそうだし、雪のイメージで真冬に使ってもかわいいかも。


ちょっと疲れてきたので、タクシーを利用してひがし茶屋街へ移動。実は、兼六園・美術館・香林坊方面とこのひがし茶屋街、ホテルをはさんで反対方向にあるんですよ。なのでどっちから先に行こうかとちょっと迷ったんだよね。でも美術館のレストランでランチを食べたいというのが2人とも一致したので、朝から兼六園→美術館というルートにしたの。




茶屋街でも、ガイドブックで先に目をつけてたお店を中心にどんどん見て行きました。歴史ある町としてのこだわりなんだろうけど、茶屋街に並ぶ建物は外観がほぼ同じなんですね。お店の看板も形と大きさがほとんど統一されてて、とっても控えめ。なので近くに行って格子の隙間から覗いてみないと、何のお店なのか、そもそも営業してるのかどうかがよく判らないの(笑)


『玉匣(たまくしげ)』さんというお店で、水引で作られた小ぶりでかわいらしいピアスを購入。櫛とか簪もステキだったんだけど、ピアスの方が日常的に使えるかなと。水引って金沢の名産品…というか伝統工芸品らしくて、いろんな所で見かけました。一般的なご祝儀袋とかだけじゃなくて、アクセサリーだったり和小物だったりインテリア用品だったり。ここは水引細工だけじゃなくて、九谷焼や古布を使ったヘアアクセサリー、漆の工芸品なども扱うセレクトショップのようです。ピアスで満足して出てきちゃったんだけど、今になって思えば古布のシュシュもかわいかったな〜。


その他にも、金箔コスメのお店とか見ました。ハンドクリームがそろそろなくなりそうなので、金箔入りとかあったら欲しいな〜と思ってたらあった!しかも値段も手頃!母と妹へのお土産も含めて3つ購入。基礎化粧品とかも、金箔入りって言うとすんごい高そうなイメージだけど意外と手頃な値段で、ちょっと心惹かれたんですがとりあえずパス。勢いで買っちゃって肌に合わなかったら勿体ないし(^^;

別のお店では、箔押しと加賀象嵌が施されたお箸を購入。これは両親へのお土産。他の茶屋街は見てないんだけど、ここ、ひがし茶屋街には観光地にありがちな『とりあえずお土産品ならなんでも売ってるよ』って感じのお店がほとんどない。大通りに近い方に1〜2軒あったかな?ってぐらい。それぞれのお店がこだわりを持って伝統的なものや名産品をセレクトしてますって感じで、なんかすごくパワーを感じました。古都ならではの伝統を守ろうとする力と、そこに上手に新しい物を取り入れて常に上へ向かおうとする力。


帰ろうというタイミングで結構な勢いで雪が降りだしちゃって、寒いし疲れたしでまたタクシー。ちょっと贅沢か?とも思いましたが、いやいや、2人ともちゃんと働いてる30代ですよ。そこまでケチる事もなかろう?(苦笑)



部屋に戻って一息。夕飯は近くの和食屋さんに行く事にして、とりあえず予約してみました。そして予約の時間まで少し空いたので、疲労回復も兼ねて温泉へ。再び着替えて、夕飯へGO!ホテルから歩いて5分ほどの『さくら亭』さんというお店です。

ガイドブックに載ってて、比較的手頃な値段でおいしそうだったのでここにしたんだけど、結論から言うと当たりかな。週末だし〜と思って予約したんですが、案外空いてたようです。料理も待たされずにいいタイミングで出てきたし、とってもおいしかった。最初のお刺身で2人ともテンション上がりましたよ。小洒落たお店だと料理も小ぶりでやたら上品だったりしますが、お刺身の1切れ1切れが大きい!そしてうまい!

豚肉の豆乳鍋もおいしかったし、メインの肉と魚はそれぞれ取って半分こ。最後のご飯は『季節の炊き込みご飯』と『じゃこご飯』これまたどっちもおいしかった。デザートの黒ゴマプディングもおいしかった。


相当お腹一杯になってホテルに戻る。寝る前にもう1回ちゃんとお風呂に行くつもりだったんだけど、あまりに疲れてそのまま寝てしまいました。明日はもう最終日です。


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咲良 [MAIL]

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