結婚2周年の記念日を過ぎたばかりだというのに
ふと、心が乱れています。
入籍してから2年間。
毎年この冬へと向かう時期は妊娠していたんだ。
そうなんだよね。
何とかなるさ、で産むことへの希望と
母となれる幸せな時間だった。
そしてそれはことごとく年が終わると共に消えていった。
幸せだった反面辛かった時期がまた近づいている。
思い出すなと言われてもやっぱり考えてしまいます。
でもただ偲んでいるだけで
落ち込んでいる訳でもないんです。
確かに少しづつ生気を取り戻し
また歩いて行こうと思えるようになって
気持ちも落ち着いてもきています。
今までは正直な気持ちを言えば
子供のこと、リベンジのこと、
ずっと頭にありました。
2度も妊娠できたのに・・と思うと悔しかった。
いつかは。また必ず産みたい。だーりんの赤ちゃんが欲しい。
でも、年を考えたらもう時間がない。
早ければ早いうちに・・と焦りも感じて。
表には出さずともそういう気持ちが常にありました。
でも、今はそういう気負いは持たずにいようと。
なにより自分のことを何とかしなくては。
自分の道をしっかり見つけなければ。
子供のことは自然に任せよう。
二人だけでも仲良く暮らせれば・・・と。
強がりかもしれません。
年のこともあります。そして現実の生活も考えてのことです。
諦めにも近い気持ちなのかもしれません。
それでもやっとなんとかそう思えて来ていたのに。
だけどふとした会話の中でだーりんが
今子供が出来ても別に困らないよ、みたいな事を
なにげに言われてから、また揺れてしまいました。
どうしてそういう期待させることを言うのかな?
私は・・・はっきり言って今は困るよ。
だって私がこうしてへばっただけで
これだけ生活が変わってしまうのに
こんな状態でどうやって子供を産んであげられる?
甘えっぱなしの今の私がこんなこと言うのもなんだけど
現実を考えると不可能です。
ましてや2度もあんな経験をして
逝ってしまった二つの命が残してくれたものを
私たちはそれを全く教訓にしていけていない。
無理せずにすむ環境になるとは思えない。
もう同じ思いをしたくない。
ましてや年々ハイリスクになるというのに。
来年は私も40になります。
まだまだイケるなんてお気楽で気長な考えはできません。
せっぱ詰まってるんです。先送りできないんです。
だーりんの言葉ひとつでこうも揺れてしまうなんて
やっぱりどこかでまだ諦めきれないんでしょうね。
いろんな意味で微妙な年齢になろうとしている女性でないと
この複雑な気持ちはわからないかもしれませんね。
女というものは・・・業が深いものなのかな。
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