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2005年12月30日(金) 大掃除の夜に

年末最後の休日前の夜。
だーりんが今までコツコツと大型ゴミを
かたしてくれていたので、今夜は私もやっと参戦。

洗面所を片付けていろいろやっていたらこんな時間。
だーりんはとっくに眠ってしまっている。

自分のものも少し整理しようとしたら
クローゼットの奥にあった紙袋に目がいった。
そういえばこの辺りってここ数年いじってない;
この際いらないものは処分するつもりで袋の中をのぞいた。

紙袋の中身は今は連絡を絶ってしまった
地元の友人達からの手紙や写真
地元を離れた頃の手帳や書類
どれもこれも、過去の私をあの当時の私を
一瞬で思い出させるもの達ばかりだった。

どうして忘れようとしていたんだろう。
あの頃の気持ち、記憶。
この時は、私が今こうしている事なんて想像もできなかった。
あの時だって必死に生きていたじゃないか。

処分するどころか大切にしなければならないものばかり。

確かにあの頃は苦しかったはずなのに
今は懐かしさでいっぱいで涙が出る。
戻りたいとは思わないけど、懐かしさでただただ泣けてくる。
思い出しては泣けてくる。
ひとつひとつ眺めながら、しゃくりあげて泣いてしまった。

いろんな人と出会ってきたんだ。
いろんな人に助けられてきたんだ。
いろんな人に囲まれていたんだ。
それを私は自分から切ってしまったけれど。

その中に遠距離恋愛時代
私宛てのだーりんからの手紙もあった。
あの頃のだーりんの私への気持ち。
読みかえしてはまた泣けてくる。

だーりんはちっとも変わってない。
態度こそあの頃よりちょっと大きくなったけど(笑)
私への優しさはおんなじ。正直で素直なのはおんなじだ。

これからもあの頃の貴方でいてください。


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みなみ [MAIL]

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