身体の中がぐずぐずしてる。 不満とか不安とか嫌いとか自分勝手とか自己嫌悪とか、 そーゆーものがいっぱいいっぱい、 あたしの中でぐずぐずしてる。
泣きたいのに、 ほんとは泣いちゃったらいいと思うのに、 涙も出ないし。 なにがいいたいのかわかんない、 なにがしたいのかわかんない。 衝撃に耐えられてない。
だけど、 自問自答して、 答えはもう出てる。 わかってたはずじゃん。 こーなるって、 薄々感じてたじゃん。 アイツは偉いんだよ、勇気を出したんだよ。 あたしには決して持つことのできない勇気を、 アイツは持てた。 それを発揮できた。 アイツは素直に自分の気持ちを、行為を、相手に表現できた。 アイツが正義じゃん。
わかってる。 そんなことわかってる。
だけど、 あたし動揺してんだ。 ぐらぐらしてんだ。 どーしたらいいのかわかんないんだ。 笑っていいのか泣いていいのかもわかんないんだ。 もう『どうでもいい』って、 思ったはずなのに。 どうでもよかったはずなのに。 だけど違った。 やっぱり違った。 どんなに、 どうでもよくでも、 ダメだよ。 あたしの中ではやっぱ特別な存在だったんだ。 ヤバイ。 ヤバイヤバイヤバイ。
笑って、笑って祝わなくちゃ。 祝わなくちゃ。喜んだ顔をしなくちゃ。 バレる。 気を使わせる。 なんでもないよって顔をしなくちゃ。 バレる。 泥沼になる。
ごめん、 スゲーごめん。 出来損ないの友達でゴメン。 両手をあげて、 満面の笑みで、 祝えなくてゴメン。 ゴメン、ユウコ・・・。
ユウコと、 トミタが、 付き合うことになりました。
祝えないあたしは裏切り者です。 忘れようと思って、 あきらめようと思って、 ちゃんと、 『いらないもの』に、 したはずなのに。 そう、 なったはずなのに。 馬鹿なくらい動揺してる。
14日のバレンタインは、 2人で過ごすそうです。 なんていうか・・・、 なんていうか・・・、 あたし、 どうしたらいいのかわかんない。
ねえ、 スゲー、 馬鹿らしいってわかってるけど、 だけどゴメン。 悔しくて、 シンドイや。
「付き合うことになりました」 「これからすごい頻繁にノロケいうかもしれん・・・」 「昨日は嬉しくて眠れなかった・・・」 「ありがとうなリョウ」 「色々聞いてくれてありがとう」 「頑張るわ、うち」
アイツが、 ユウコが、 正しいの。 正義なの。 間違ってないの。 正直なの。 あたしが悪なの。 あたしが間違ってんの。 そんなことわかってんの。
だけど、 胃が痛いな。 ほんと、 ・・・しばらくテメエらと会いたくねえよ・・・
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