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猛毒。
リョウ
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2002年03月16日(土)
居場所。

なんていうか。



どこにも混じりきれてない自分。
一番親しいはずの友達を信用できない自分。
仲間だと思った奴らが遠ざかっていく自分。
新しく仲間を作ることに失敗した自分。



そーゆーの全部抱えて、
馬鹿らしいと自分で思って、
思ったまま帰ることにした。
そーゆー選択をあたしはした。



「サヨナラ」も言わないで。
「オツカレサマ」も言わないで。
とりあえず帰ろうと思った。
寂しいから帰ろうと思った。



仲間に入ろうとしたら、
あたしがアクション起こしたら、
多分あの子らは受け入れてくれるんだろうね・・・。



あたしが笑って話しかけたら、
何の変化もなく接していたら、
多分あいつらは今まで通り遊んでくれるんだろうね・・・。



だけどあたし、どうしても嫌だった。
そこにいたくなかったんだ・・・。
友達少ないわけじゃないけど、
人恋しい時もあるのだけれど、
だけど結局「人間は1人」って、
思わずにいられなかった。



夕暮れが近づいてきて、
春だけどちょっと肌寒くて、
家にも帰りたくなくて、
ぶらぶらと自転車で、
行くあてもなく彷徨ってた。
あたしが愛してる地元の町を、
友達がたくさん居るはずの地元の町を、
1人でぶらぶら、彷徨ってた。
ずっとぶらぶら、彷徨ってた。



ここはあたしが愛してる街だよ。
ずっと愛してた街だよ。




だけどなんでだろう。
行き場所がないよ・・・。