最近、昼休みを利用して、日記だの読書感想文などを書くようになった。
以前の職場では「昼休みに書いてFDでお持ち帰り」を基本にしていたのだが
転職してすぐは自分のペースで動き辛くて、遠慮していたのに
このところは少しは慣れてきて、気ままに昼休みを過ごせるようになってきた。
なんだかんだと頭の痛いことが多くて、働きやすいとは言い難いが職場だが
それなりに馴染んできたということなのだろう。
そりゃそうと。昨日は昼休みに書いた日記を、うっかり喪失してしまった。
PCで仕事をしたり、遊んでいると、いくら注意していても
大切なデータを消したてしまうことがある。
今は「うっかり消してしまったデータを復元するソフト」という便利なものもあるが
それでも復元できないことも多くて
「あの時、ああしておけば良かったのに」なんて思っても後の祭り。
うっかり者の私など、今まで何度そのテの失敗をしたことやら。
……こんなの自慢できることでも、なんでもないんだけど。
一生懸命作ったデータが消えてしまうのは、言い表せないほど悔しいことだが
じっくりと落ち着いて考えてみるだに、仕事上のデータでない限り
「消してはいけないデータ」なんて存在しないような気がする。
消えてしまうものは、消えるべくして消えてゆくのだ。
本当に大切なものであれば、また作ればいいのだし、作ることだって可能だろう。
「もう2度と作れない」という安易なものなら最初からあっても無くても良いのだ。
もっとも、これは「私の場合」という但し書きが付くのだけれども。
ちなみに。昨日、失ってしまった日記は、まさに「無くても良いもの」だった。
愚痴とも、不満ともつかない負の感情を撒き散らしただけの醜悪なもので
自分でも馬鹿げていると分かっていたらしく、日記の最後に言い訳まで書いていた。
消えるべくして消えていったのだろうなぁ……昨日の日記は。
私は、生産性のない文章を書く喜びを知っているからこそ
毎日、飽きもせず何某かのものを書き散らしているのだけれども
生産性のない文章を書いて公開することの疑問は、いつも付いてまわる。
私はHPは自己満足の世界だと思っているが
それならば自分のPCという箱の中で遊んでいれば良いかも……と思ったりする。
HPを公開することの疑問は、ずっとずっと謎のまま
HPを公開している限り、ずっとずっと付きまとってくるのだろうなぁ……
辞めようとか、どうしようとか深刻なことを考えている訳ではないけれど
いつ辞めたって不思議ぢゃないのに「続いている」ってことが不思議でならない。
この原動力って、なんなんだろうなぁ。
この疑問は、これまでも何度も書いているけれど
きっと、この先も機会がある度に書き続けていくような気がする。
器に注がれるものが、溢れてしまうまでは、続いていくのだろうなぁ。
……なんてことをウダウダ書いてみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。