不規則日記 不規則日記 キリ 【手紙

2002年11月05日(火) 決意の歪み


昼から学祭の片ずけ。

18時から飲み会(打ち上げ)
20時半からカラオケ。

私はこの打ち上げの席で退部する事を
4回生の人達に伝えるつもりだった。

飲み会の時、言いかけたのを、
何か他の話題やら、色んな盛り上がりで
肝心な言葉をはけなかった。

カラオケの時、
4回生のAさんが、
いきなり私に宣言した。

「私は死ぬまで現役やから!」と。

この言葉で、4回生が私が退部しようとしてる事を知ってるんだって思った。
私は、退部したい気持ちや、4回生と過ごした事の気持ちが頭の中で回ってた。

今入ってるこのクラブは、人数が少なすぎる。

3回生は、廃部を防ぐ為に私を引き止める。
4回生は、私を慕ってくれて、廃部という事も含めて私を引き止める。
4回生の人が卒業すれば、残るのは3回生から・・・・。
それが、私は嫌だったし、今までの部長の行動が気に入らない。

私は本当に部長がキライ。

でも4回生の人がダイスキ。

私は帰らなければならなくなったAさんと
カラオケのドアの真前で、なぜ退部したいのかを話した。

Aさんは、私の話の途中から涙を目に溜め込んで、
今までこらえてた気持ちを全部はいた らしかった。

自分が入ってからのクラブの思い入れの強さ。
自分の代で廃部にはさせたくないこと。
私の事を慕ってくれてること。

その時のAさんには、
普段から冗談を言って笑わせてくれる面影はなかった。

本気で泣いてた。

貰い泣きしてしまった。


途中でTさんまが出てきて
3人で大泣き。

4回生の人、好き。
2年早く生まれて、もっと早くに出会いたかった。
そう思える程、とてもいい人。
「もうどうにでもなれ」って思った時でも、
最終的にはいつもこの4回生の人に助けられてた。


もう、私、ダメダメだ。

情に流される

自分の意思がぁぁぁあああ

決意がぁぁぁあああ


結局私は4回生の人が卒業するまで、
このクラブにいる事にした。

卒業した後の事なんて、わからない。

(それは未来の事なんだから、誰だってわからないけど;)

今まで真面目すぎたのが重荷に感じてる原因の一つだったし、
もう、退部した気分で、つまり遊び感覚でのんびり活動に参加しようと思った。




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