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■ 映像と音楽の融合
すみだトリフォニーホールでフィリップ・グラスの来日公演 コヤニスカッツィを観てきました。 コヤニスカッツィは20年くらいまえに公開された映画 (3部作の1部にあたる)で、映画といってもストーリーが あるのではなく、ひたすらドキュメンタリーの映像と フィリップ・グラスのミニマリズム(音符の反復) 音楽との融合によって形成された作品。今回は、グラスが 来日して映像をスクリーンで流しながらなんと音楽を 生演奏するというとっても貴重な公演でした。
コヤニスカッツィはロシア語なのかなー、なんて漠然と 思っていたのですが、アメリカ先住民ポピ族の言葉で 1.常軌を逸した生活 2.混乱した生活 3.平衡を失った生活 4.風化する生活 5.別の生き方を必要とするような生活状態 という意味だそうです。先住民の言葉に既にこういう単語が あったこと自体すごい!と思うのですが、映像は いま観ても新鮮です。おもしろかった。 音楽も斬新なんだけど、反復音がトランスっぽくて 若干眠くなりました(笑)演奏している人も眠く なってしまわないのかな〜。
2月には、3部作最終作にあたる「ナコイカッツィ」も 公開されるのでこれも見に行かなくちゃ。
2003年10月17日(金)
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