朝、駅で彼とばいばい。またすぐに逢えるような別れ方だった。いつもみたいな。最後の18切符を使って8時間くらいかけて帰ってきた。久しぶりの家は落ち着くような感じ。でも、近所のスーパーに買い物に行った時になんだか寂しくなった。彼が来る日は必ず牛乳を買っていた。冷蔵庫に牛乳を見つけたときの彼がすごくかわいい。でも、もうしばらく彼のためにって牛乳を買うことは無くなる。私の生活の中のあちこちに彼の影があるんだということに気づいた。きっとだんだんそういう生活にも慣れていくんだろうな。