Good Luck,Good Lack.
     
久々に偏頭痛
疲れているに違いない。
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駅の古本ワゴンで読んだことがあるはずだけども持っていない本を購入。羊をめぐる冒険(村上春樹サン)とあいたい気持ち(狗飼恭子サン)。選び方も選んだ本も、自分が疲れてるんだと思う。どことなく平穏で傷つかない。…本で傷つくことは基本的にないので撤回。どことなく平穏で自分の精神状態に大きな影響がない。これでよし。
しょうがないさ、神保町でもあるまいしそう簡単に唐詩選なんて見つからないし。中と下もどうせ新刊で買ってしまうのだろう。
最近は、尊敬する以前の客先の人が使っていたので、孫子を読んでいた。うろ覚えだけど、将の犯す失敗の一つで、清廉である事は辱められるそうだ。興味深い。
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偏頭痛は午後4時あたりから。仕事に対してやる気がないだけだとしたら最低だと思いながら、結局残業を7時半で切り上げた。自社の上司に疲れていると指摘されて、珍しく切り返せずに苦笑のみ。
客先からは、指示がなく、指摘がなく、評価がなく。それでも思いつく限りのことをして、礼だけ言われただ時間だけが過ぎていく。会社同士の関係からしたら問題なさそうだが、本人それでいいのかと言うとよくない。よくないのでまたどうにかするさ、休み明けから。
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家に帰ってセデスハイ。一気に楽になって、たまには薬に頼ったほうがいいかもしれないと思った。常備を忘れるので、普段あまり使わないのです。毎回買ってたら破産するし。
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久々に読んだ「羊をめぐる冒険」は、久々に面白かった。この本を読むたびに、コアントロがけのヘイゼルナッツアイスクリームが食べたくなる。たった一行なのに。そして、今回読んだ自分が、文面として長期間記憶するだろうと思ったのはたった二行だ。
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「話していいかな?」と鼠が言った。
「いいとも」と僕は言った。
                                羊をめぐる冒険:村上春樹
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疲れてる、ひどく疲れてる。だけど明日もそのままなわけじゃない。

2004年11月02日(火)


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