スコヤカな時間
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2002年11月30日(土) |
会えてそんなに嬉しかったの? |
私は毎日実家に帰って晩御飯を食べてから家に帰る。 わざわざ帰ってご飯を食べるくらいなら、両親と一緒に住めば?とも言われるけど ま、そうもいかない事情もあるのだな。
でも、私は食事の準備もしなくてもいいし、もちろん後片付けもしなくてもよいから楽だし 基本的には一人暮らしの生活と同じだから、うるさくごちゃごちゃ言われることなく気ままでいい。 お母さんは、2人分の食事を用意するのも3人分の食事を用意するのも同じ、 まして、面倒くさがりの私のことだから、偏った食事で体を壊しかねないという心配も解消される。 お父さんにしてみると、かわいい娘の顔を毎日見れて嬉しい。
という、傍からするとおかしく思えるだろうけど 今の生活スタイルはそれぞれの利害が一致?という感じなのだ。
で、ここのところ私が忙しかったりなんだりでしばらく実家に帰ってなかった。 週末も面倒だから、このまま帰らないことにしようかなーと思っていたら
お父さんから、帰ってきてご飯を食べないのか?と電話が来た。
まぁ、せっかくそう言ってくれるんだから、じゃ、行くねーって答えて実家に帰ると
オマエが喜んで食べるだろうと思って・・・と お父さんは私の好きな食べ物を買ってきてくれてた。
ありゃありゃ、久しぶりだからってそんな風にもてなしてくれなくてもね・・・。
その後も、かわいい娘の顔を見れて嬉しいのか、やたらと私に話し掛けてくる。 もちろん、晩酌のピッチも絶好調でかなりご機嫌の様子。
はじめは、ウンウンって話を聞いていたんだけど、だんだん面倒くさくなって (だってー、テレビが気になってるのに、話し掛けられても困るんだもん!) てきとうに相槌を打ちながら、テレビを見ていると・・・
あろえが帰ったらお母さんに話したいことがあるんだ!などと言い出して
お母さんが、何?あろえに聞かれて困ることなの?と聞くと えへへと笑いながら、そうでもないんだけど・・・などとお父さんは言っている。
私が帰ってからって思うなら、そんな風に言わなきゃいいのに! 何なのか気になるじゃん!
私とお母さんが、何を話すつもりなの?と問い詰めると
恥ずかしそうに・・・
あろえには、毎日ご飯を食べに帰ってきて、顔を見せて欲しい・・・
と、一言。
もうー!何を言い出すかと思ったら!!
毎日会いたいな♪なんてお父さんに言われてもねー。 好きな人に言われたら、そりゃめちゃくちゃ嬉しいだろうけど・・・。
だんだん年老いてきて寂しがり屋になる気持ちもわかるけど よほど、久しぶりに私に会えたのが嬉しかったのね・・・。
これからは、今日は面倒だからごはんいらないー!なんて言わないで できるだけ、家でご飯を食べてお父さんを喜ばせましょうか。
これも、ある意味親孝行のひとつなのかもね。
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