■ 来春に新人が入社して、今住んでいる会社の寮を出て行かなければならない可能性が少しあるんじゃないかと踏んでいる。しかし現時点では新しい部屋を借りるためのお金が足りない。で、「ルームシェアってどうなんだろう」と興味を持ち始めている。しかも、家族でも会社の人でもない、全くの他人がいい。そんなうまい話があるだろうかと思ってネットで調べると、ルームメイトを募集し合うコミュニティサイトを見つけた。来年の4月まで結論を急がないで、赤の他人と一緒に住むことの実際をこのサイトで垣間見ようと思う。ただ、もしも僕が赤の他人と住むことになったら、現在実家に一人で暮らしている父はどう思うだろう。肉親である自分よりも全くの他人を選ばれたら、良い思いをしない気がする。
■ 今月最後の金曜日に幕張メッセで催されるテクノイベント「Electraglide」の予習をすべく、柏のCDショップでLFOの「Sheath」を買う。シンプルな音作りが好感触だ。UnderWorldはともかく、他の出演者について少しお勉強してから当日を楽しみたい。UnderWorldは「Born Slippy 2003」とか、過去の名曲を焼き直している場合ではない。邦楽で例えれば、T-BOLANの「じれったい愛'98」みたいで悲しい。ダレンが抜けても「Two Months Off」を作れたんだから、無理に商業的な奮起をしなくてもいいのにと思う。
■ 今年があと2ヶ月で終わる。早い。就職してから来月で1年になり、今年は初めて通年で会社に属していたことになる。それが関連するかは分からないけれど、この1年くらいで人と接するのが苦手、というか嫌になってしまった。大事なことを話したら多くの他人に放言され、黙っていたら愚痴を受ける壺にされてばかりだ。そして、そんなことをノートやWebの日記に書く自分も嫌だ。この負の螺旋から抜け出す必要は感じている。けれど、経験上こういう時は行動が裏目に出るので、もう少しじっとしていようと思う。「なんかいいことないかな」と言うのが口癖な人がいるが、今の僕に「いいこと」は要らない。「とにかく何も悪いことが起きませんように」という思いで一杯だ。
■ 本は、前から気になっていた貫井徳郎「慟哭」を読み始めている。 // |