京王線仙川駅からバスに乗って叔父さんのお見舞いに行って来た。今年の1月、祖母の3回忌のときには元気だったのに(に見えたのに)救急車で運ばれて入院してしまった。ヤバイと聞いたのだが、66歳ってまだ若いよなぁ。昨日、血気盛んな70代を多数拝見したので、66歳という年齢がよけいに、まだ若いよなぁ〜って感じてしまう。
とはいえ私の親父も14年前、69歳で他界した。入院した当初はとっても心配してしまい、毎週休みのときにお見舞いに行ったのだが、手術が成功して退院、自宅療養した頃にはすっかり安心してしまい、容態が急変して息をひきとったとき、私はゴルフ場にいた。当時、携帯電話なんか持っていなかったので危篤の知らせを受けることなく最後までプレーしてしまい、スコア散々だったけど、最後のホールで長いパットをねじ込んでパーを取れたのは、親父が手助けしてくれたんじゃないかと今でも本気で思っている。
病室には叔父さんいなくて、私服の女性がベッド周りを整理していた。叔父さんの内縁の女性だった。初顔合わせのご対面であった!鏡無かったので私がどんな顔したかわからないけど、その女性はビックリした顔してた。挨拶もほどほどにお互いの立場を説明している頃、叔父さんシャンプーをしたビショビショ頭で看護師さんの押す車椅子に乗って帰ってきた。叔父さんかなり痩せてた。鏡無いのでわからんが、私はその女性と初顔合わせしたときより痩せた叔父さん見たときの方がビックリした顔したと思う。
15分くらい叔父さんと話して、病室をあとにしたら女性の方が送って下さった。「ちょっとお時間あります?」という問いに「たっぷりあります」と返答した。それから休憩室で1時間くらい話した。20年のドラマがそこにあった。私は物心ついた頃からその叔父さんが大好きだったのだが、益々好きに、そして身近に感じてしまった。(と言ったら親戚の中で怒る人いるんだろうな)とにかくその女性のためにも叔父さん病魔と、とことん闘わないとアカン!
叔父さんの姉さん、私の母親だが、来週一緒にまたお見舞いに行く予定である。そのとき母親とその女性初顔合わせすることになる。さてお互いどんな顔するんだろう?
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