モリハルゆ記

2005年12月14日(水) 雰囲気違う

 昨日、新築マンション購入者が一同に集まって、住宅ローンとか火災保険、団体信用生命保険などの手続きを一気にしてしまう『金銭消費貸借契約会』(略して『金消会』)に保険会社の一人として参加してきた。以前にも何回か参加してモリハル日記にも書いたことあるけど、今回は雰囲気違っていたなぁ。

 某中堅不動産会社の会議室で行ったのだが、この不動産会社は、まあ名前が通っており、信用力もあるんじゃないかと思う。(不動産業界はよく知らんのだけど)だが、マンション構造の大問題が世の中と国会で騒がれている今、購入者は相当神経使ったみたいである。自腹切ってで鉄筋構造のチェックをしたと言う人もいた。わかるわかるその気持ち。

 と、そんなときある人に目がいった。その方は洒落た感じの男性だった。近所の床屋さんではなく原宿のパーマ屋さんに行っている風で、イタリア系の黒い細身のスーツにスタンドが高いノーネクタイがよく合うシャツを身につけ、見えなかったがドデカイ腕時計もしていたのであろう、そしてステッチがお洒落なトンガッタ靴を履いていた。「ヒルズ族なんです」と言われたら、「ああそうなんですか」と納得したかもしれないが、昨日の物件は千葉県八千代台だったから「ヤチヨ族なんです」だね。

 その人にモリハルの注意がいったのは、そのセンスに惹かれたからではない。背丈の演出に感心したからだ。誰かと立ち話するとき、ずう〜っと背伸びを続けている。かかとが7〜8cm浮いている状態で体がずう〜っと静止している。まったくフラフラしない。歩き始めるとかかとが地面に戻る。また立ち話になるとかかとがすうっと7〜8cm浮く。その繰り返し。不動産屋さん、銀行屋さん、保険屋さんら、その人と立ち話している相手は、まさか目の前にいる人が背伸びしているとは思わなかったであろうから彼の身長7〜8cm勘違いしたと思う。(別に勘違いしてもいいんだけどね)モリハルはそのとき座っていたので気づくことができた。

 今回は前回とは雰囲気が違った『金消会』だった。

 


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