一昨日、唯花ちゃんが生まれて初めて我が家の敷居をまたいだ(敷居なんて無いんだけど)。これまで我が家は二人しかいなかったけど、そこに小さく愛らしい家族が加わった。なんか不思議だ!

生まれる前から名前は『唯花』と決まっていたので、さっそく杉並区役所へ出生届を出しに行った。『戸籍届け』の窓口で産婦人科で発行してもらった出生届けを提出する。5〜6分後「この書類持って7番窓口に行って下さい。それから出産一時金の書類記載をアソコにあるピンクの書類と一緒に提出してください。乳幼児医療費の助成、児童手当等の支給の手続きは3階で手続きできます。」
とにかく7番窓口に行ってからモノゴト始まるみたいだ。それ以降は何の手続きだかワカルが、7番窓口ってナニするとこなんだ?『戸籍届け』の窓口で処理してくれればいいものを、何でワザワザ行かないとイカンの?
そこは『住基ネット』だった!
法律で施行された全員参加の住基ネット(一時期騒がれたよなぁ)、杉並区は反対の立場を表明しているのでした!(あと横浜市も!)けれど、いつかは強制的加入になってしまうらしい。何も異議を唱えなければ、その時点で住基ネットのサークルに入る。そのような状況になろうとも、断固反対するという強い意志のある方はその旨の書類を提出して下さいね!と、今回新たに杉並区民になった唯花ちゃんにそのことを確認するのが7番窓口だった〜!
「唯花ちゃんは特に意見無いと思うけどな・・・」
と、思いながらベンチシートに座ったら、何やら目に飛び込んできた。「区民葬儀・・・?なんだ?」

16万円強あればギリギリ葬儀できるってコトだ。民間の葬儀会社に頼むと平均200〜300万円、最低ラインが50〜60万円だから、随分安いな。ナルホドねっ!
外人登録をするために来ていた明るいイチャイチャの外人カップル、住基ネットのことで何やら怒りをぶちまけてたご老人、何かの助成を受けるために来ていた障害のある方、区役所には色んな人が来ている。そこは出生・生活・終焉、人生が凝縮されている場所なんだね。
|