鼻の下にメンチョができてしまった。
(いきなり顔面アップでスミマセン) 小中学校の頃、「メンチョができるといずれ死ぬ!」と仲間内で言われていた。鼻を中心に手のひらをかざし、その範囲内にニキビができるとメンチョと認定され、「いずれ死ぬ!」となってしまう。ニキビがオデコとかにできると恐る恐る手を当て、メンチョから外れているとホッとした記憶がある。
今になって思うと「いずれ死ぬ!」のは当たり前じゃないかとなるんだけど、当時は恐ろしかったなぁ。他にも、「ハレー彗星が19××年に地球に衝突する!」とか、「富士山が噴火して溶岩がココ(板橋区大山)まで流れてくる!」等々、何か恐怖に怯えていた。ま、小心者だったんだな。今は小者だけどね。
ところが「メンチョ」って「めんちょう」で、ずいぶん大昔の医学用語なんだね。知らなかった!
『「面疔」と書いて、「顔面にできるおでき」の事。良い抗生物質のなかった時代、顔面にできたおできを下手につぶして、二次的に脳髄膜炎を併発して死亡した人がいた。そのため、おできの中でも特に顔面にできるものを特別扱いして「面疔」と呼んでいた。』ということだそうだ。
ミミズにオシッコかけるとチンチンが腫れちゃうというのも、汚い手でチンチン触るなよということだし、この辺りの言い伝えは理にかなっているだろうな。めんちょう潰したり、汚い手でチンチン触るの気をつけようっと!
|