にあ日記
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酒と薔薇の日々(目次の★は更新分)酒(過去)薔薇(未来)


2001年12月20日(木) Una Persona non possodimen ticare

クリスマス近い夜の帰り道、
代々木公園の脇を追いかけるように歩いた。
ノルウェーから送られたというクリスマスツリーの電飾が、
まるで星が落ちてきて積もっているようだった。
「寒いね」
そういって振り向いてくれた時、頷いて見せたけど、
ホントは寒さなんて感じていなかった。
どきどきしながら、このまま時間が止まってしまえとだけ願った。

1人でいることを寂しく感じるようになったのは、
一緒にいる暖かさを知ってしまったからかも。
ただ隣を歩いているだけで幸せだった、あの頃。

肩にかかる金色の髪、寂しげな瞳、優しそうな唇
Una Persona non possodimen ticare〜忘れ得ぬ人へ
MERRY CHRISTMAS… 
幸せでいてください。


にあ めるくれ! HP「第8病棟」