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■ 明橋さんの本を読んで(1)
本屋に寄ってみたら、明橋大二さんの新刊が 山積みになって売ってたので立ち読みした。
数ヶ月前、同じ本屋で明橋さんの「輝ける子」を 読んだときも痛く心に響いて思わず購入しちゃったのだけど 今回の「思春期に頑張ってる子」はなんだかもっと 自分の中に抑えられたままでいた子供の心のような その叫びが悲しみが代弁されてたように、 癒されるように感じて、読んでいて大きな感情が 心にこみ上げてきて、心が泣いた感じがした。
結局、「思春期に頑張ってる子」の方、 買って家に置いてある。 (今は母親に渡してあるけど)
「輝ける子」も「思春期に頑張ってる子」も どちらも心の問題を抱えて苦しんでる子供をもつ 親を対象に、その子供の心や子供への対処が説明 されてるのだけど、でも心の問題を抱える子供が 読んでも強く感じるものがあると思う。 「そうなんだよ・・うん、そうなんだよ!」みたいに。 不登校で一人で悩んでる子供に是非、親に渡して 読んでもらうといいんじゃないかなと思った本。
そして、自分自身も強くその心情に同感した本。
・・・年齢なんて関係ないなって感じた。 子供の時に抱えてきた問題が、ほっといて年をとったから 「ハイもう消えたー」・・なんて、 そんな簡単なものじゃない。 「もう大人なんだから・・」なんて言われたって 辛いものは辛い、苦しいものは苦しいんだから・・。 ・・窒息しそうなくらい。
この本の内容が、自分の中の抑えてた感情や 欲求の琴線にひっかかった感じで、 ゴーッと呼び起こされた感じで、 でもやる方なくて、なんだかムショウに悲しくなった。
その時嵐のように湧き上がった感情は後日、 連れに会って過ごした夜に 少しだけ吐き出したことでなんなのかわかった気がした。
2へ続く
2003年01月24日(金)
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