l BACK l INDEX l NEXT l

谷口 令のハッピーダイアリー  
ジニー先生のレッスン 3 2001年11月03日(土)

ジニー先生のレッスン 3


私はエイズの担当になって
「予防にはコンドームが一番」
と言ったら、メキシコ人の生徒が
「コンドームを使うと快感を損ねるから使わない」

ジニー先生が
「一瞬の快感とエイズになって死ぬのと、どっちをとる?」
と言ったので、みんな大笑い。

「カナダにはエイズセンターがあるから、
月曜の授業で、みんなで行きましょう」ということに。

「どんなことでも、自分自身の目で確かめることよ!」
『避妊』にしてもひとつ、ひとつ黒板に描いて説明です。

「コンドームは、熱に弱いので、
決してズボンのお尻のポケットに入れてはいけない。
必ずバッグかジャケットのポケットに入れなさい」

私はこういう授業のやり方に感激しました。

最後に先生はみんなに、
「もし、エイズの+反応が出たらどうする?」
とみんなに聞きました。
メキシコの18歳の女生徒は
「自殺する」と叫びます。

ジニー先生は
「みんな、“On the beach…(日本では 渚にて) ”
という映画を見た?
原爆が落ちて、あと3日間しか生きられないとしたら、
どうするか・・・という映画よ。

人はみんな、明日があるからと言って、
その時その時を、精一杯生きていないけれど、
リミットがわかった時、
人生が変わるようなことが起きるものなのよ」

l BACK l INDEX l NEXT l
この日記をお友達に教える
メールはこちららで。】 【ホームページはこちらからどうぞ。


--->