「うじうじ悩んでなんかいないで とにかく北京に行ってごらんなさい! きっと何か見つかるわよ」
Kさんは48歳をすぎて離婚。 その当時は専業主婦。 どうしても、昔から興味がある北京で 中国語と茶道を勉強したいと 3年前ご相談にみえたのです。
Kさんはちょうど良い時期に、北京に行きました。 いつもぎりぎりの生活、 日本へ帰る飛行機代も、なかなかたまりません。 どこへ行くのも満員のバス。 でも充実している生活。。。
そんなKさんに、この9月にお会いして 私の周りで起きている すてきな奇跡のお話をしたばかり。。。
とても難しいという就労ビザも この10月にやっと取れ、通訳として、 日本の美術商の方と仕事をしたときのこと。 美術商の彼が持っている中国の美術品をめぐって 大変なトラブルになってしまいました。
Kさんは、中国の友達と協力して 美術商を助けたのです。
美術商はものすごく感激して Kさんにこう言ったそうです。
「今回のこと、本当に感謝しています。 あなたのような人に 私の仕事を手伝ってもらえないでしょうか。 日本の社員と同じ給料と、 毎月日本に来れるように交通費とホテル代を すべて出させてください。
そうだ、いつもバスで動くのでは大変でしょうから、 車を中国へ送りますよ!」
|