家の建築にかかわっていると 地鎮祭の日を選ぶことがあります。
家を建てる前に行われる地鎮祭とは 本来、活きている土地を鎮めること。
すべて、自然のものには神が宿っているという 日本人古来の考えそのものです。
そして、これから着工する建物に対して 施主、設計者、施工業者が一緒に安全を祈願して、 みんなの気持ちをひとつにするのです。
地鎮祭は何度参列しても感慨深いものがあります。
これから建てる家の家相を 設計者と何度も何度も話し合いを持ちます。
いつも思うのですが、 『吉相の家』というのは 設計の段階からもうその効果が出てくるのです。
今、設計中のIさんの家は お年頃のお嬢さんの部屋を 完全に(巽)東南に設計をしたのです。
そう素敵な結婚をするために!
するとどうでしょう! なんと、設計中に素晴らしい彼に出会ってしまったのです。
今度は、お嬢さんの結婚式の日取りを選ぶことに!
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