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谷口 令のハッピーダイアリー  
「ペイ フォワード」2 2002年07月04日(木)

赤い花


映画『ペイ・フォワード』からのお話。

トレーバー少年は、中学最初の社会科の授業で
先生から課題を出されます。

そのとき、生徒にむかって話す先生の言葉が
とても素晴らしかったので書きます。

「いつか、君たちは自由になる。
 でも、何の準備もないまま、自由の身になったときに
 自分の周りの世界が好きになれなかったら?
 もし、世界が、大きな失望でしかなかったら?」

「サイテー」。。。生徒たち

「それなら、今日から、世界を変えてみよう。
 これが君たちへの課題だ。
 起こりえるんだ。。。
 可能の王国。

 不可能を可能に変えるのは、君たち次第。
 自分の手で、世界を変えてごらん」

トレーバー少年は、ここで
『ペイ フォワード=親切の先送り』を提案します。
自分が受けた厚意を、3人の人に先送りするのです。

まわりにまわって
『ペイ フォワード』を受け取ったジャーナリストが
その出所を探し出していくうちに
たった一人の少年の勇気が、人々の心に眠っていた何かを動かし
「世界を変えることは可能なんだ」ということを見ていくのです。

一人の人間の力って偉大。。。
あきらめたら終わり。

今、私も小さな『ペイフォワード』を実行しています。

最近受け取った蕨市のMさんからのお手紙です。

『先生。先日、悩みに悩んでいた子宮ガンが完治いたしました。
 お医者様も、もう大丈夫だとおっしゃってくれましたので、安心です。

 先生とのお約束の件、ちゃんと忘れずに実行しています。
 3人のうち2人までには返しました。
 あと一人は、まだ私の前には現れていませんが
 必ず、実行いたします。
 その方にも、同じことを約束してもらって。。。』

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