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谷口 令のハッピーダイアリー  
火の鳥 2003年10月28日(火)

火の鳥

スバルの一番ほしかった
手塚治虫の『火の鳥』の大きな本がとどきました。

送ってくださったNさんが小さい頃、
病気をしたときにお父様が全巻揃えてくださって、
20年あまりもNさんの手元にあった本。

アメリカの大学で学んでいたときも
ずっとNさんをまっていた
大切な本。

手放す時期がきたときに
ちょうどのタイミングで
スバルにプレゼントされた『火の鳥』です。

先日もカウンセリングに見えたNさんと、
生き方の話をしたとき、Nさんはこう言いました

「先生、『火の鳥』によると不老不死は罪なんですよ。
長く生きることより、限られた時間の中で
いかに自分をみつめて、満足の行く生き方をするか、なんです」

その日、家に帰った私にスバルがこう言いました

「ママ、『火の鳥』読んで、すごく気に入ったことば見つけたよ。
おじいさんが、若者にこういうの。」

「人間は死なないことがしあわせではないぞ
生きている間に、自分の生きがいを見つけることが大事なのじゃ。」

本といっしょに、見えないメッセージまでが送られてきたようです。

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