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谷口 令のハッピーダイアリー  
紺屋の白袴 2005年06月13日(月)




1,2ヶ月前から体調がすぐれません。。。
のどが詰まるような。。三碧木星の弱点はのどや声。。
体力には自信があった私は、
今までの人生、一度も検査や入院をしたことがありません。

超プラス思考の私なのに、フッと脳裏をよぎること。。。
まだ小さな娘のスバル、私の世話が必要な車椅子の母、
カウンセラーを目指しているたくさんの生徒たち。。。

生まれてはじめて自分の責任の重さを自覚しました。
私、一人の体じゃないのです。
でも、西洋医学の医者嫌いな私。医者のお世話にだけはなりたくない。
いつも高いところから、感情のない言葉を並べるばかり、
でも、そんなこと言っている場合じゃない。。

「きっとこれも偶然じゃないわ。必要だからなのよ!」
などと、少しへこみながらもプラス思考の私。

大好きな友人の看護婦さんにお医者様を紹介していただきました。
彼女の紹介なら、だいじょうぶなはず。

偶然私と同じ年のT先生、私の症状を聞いて、

「それは、多分ストレスですよ。
 私たちの年代はかかえるものや責任が大きくて、
 責任感が強いほどストレスがかって来る。

 お子さんのことやお母さんのこと、すべて自分だけでたいへんなこと、
 よくがんばってきましたね」

ほんのすこし、関西のなまり。関西の方なのでしょう。。
関西で育った私にとって、なんとも優しい、あたたかな風。
患者の話を充分、聞いてくれる。励ましてくれる。
こんな先生ははじめて。いるんですねぇ、こんなお医者様が。。。

『・・・たいへんな事、よくがんばってきましたね。。。』
もしかしたら、こんなやさしいことばを誰かに言って欲しかったのかもしれません。

自分のことをわかってくれるやさしいことば。
言葉の持つあたたかな力が、私にもほんの少し必要だったことに気づきました。

T先生はご自分のことも話してくださいました。
ご自分にも年を重ねたお母さまがいること、
おいしいお好み焼きのお店が東京にもあること、
そこの主人が変わり者で、食べているときは話をしてはいけないこと、
こんなお話が、距離を縮め、緊張感をほぐしてくれました。

お話をしただけで、今までの,のどの詰まりが嘘のよう。。。
元気ハツラツ!名医、薬いらず!です。
T先生のおかげで、健康を取り戻しました。

今回のこと、やっぱり私に必要な体験。
言葉のすばらしさを身をもって感じさせてくれました。
私の仕事にも生かしていかなくては!!

T先生ありがとうございます。
おしゃべりしませんから、お好み焼き食べに行きましょう!!



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