2001年03月30日(金) |
ちょっと未来へ飛ぶと |
結論から行くと、石けん生活をはじめてから、髪の調子は毎日少しづつ、少しづつ良くなっていきました。ハーブを浸け込んだお酢のリンスを作るのを面倒くさいと感じながらも続けたのは、髪が変わっていくのを手触りで実感できたからでした。
あるとき突然、肌が荒れはじめて、垢すりタオルでこするわけにはいかなくなり、手作り石けんで洗いはじめても、以前のように肌が傷むこともなくなりました。顔ももちろん、石けんで毎日洗って、人に自信を持って言える手入れ法になりました。
髪のほうはほんとうに傷みきっていたので、未だにココナツ油がたくさん入った石けんで髪を洗うことはできませんが、いま生え始めている髪が毛先になるころには、髪と身体を同じ石けんで洗えるようになるといいな〜と思います。
自然食品店でもらってきたパンフレットによると、やはり硬水成分中の石灰は髪の傷みの最も大きな原因になるそうです。それから、化学的な根拠は確かめていませんが、硬水のなかで泡立たせるには、やはり合成シャンプーとはいえ、日本のシャンプーより強力な起泡剤、軟水化剤が入っていたのではないかな、と思っています。界面活性剤も日本で使われているのとは違う種類のものかもしれません。
誰にも言えない顔の手入れ法を続けながら、髪の手入れ法に迷いながら、何年も過ごしたあと、一時帰国のときに友人から「ボディ・ケア用品を自分で作ろう」という本があると聞きました。市販のものよりずっと肌にやさしくて、簡単にできて、しかも安上がりなのだと。
ほんの1週間ちょっとの滞在期間に本を探している時間はとれず、パリに帰ってきてもその本のことが気になって、もう1度メールで題名を尋ねました。
わたしの生活の改善はそこから始まるわけです。
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