*** Diary ***




 >> サクッとな

2002年12月22日(日) << 
私には昔から悪いクセがあります。それは、爪を噛むこと。今は本当に噛むだけなんですが、昔は酷かった。だって、噛み切ってましたもん、爪。爪切りなんて必要なかったし。そりゃもう、景気良くパッキパキと。10本の指全部。


高校2年くらいのときだったと思います。授業中やっぱりクセで爪を噛んでいました。噛むと言うか剥ぎ取ると言うか・・・兎に角、パキパキやっていたんです。そして、瞬間、爪を噛むのとは明らかに違う音が口の中から・・・
ガリッ
一瞬「んっ?」と思ったんですが、気にせずもう一回噛むと、また
ガリッ
いやぁ〜な予感がして口の中のものを出して見ると、爪よりももっと白くて、爪よりももっと硬い物体が指の上に出現。そして触ってみて絶句・・・どう見ても歯の欠片。慌てて前歯を触ってみると、真っ直ぐじゃなくちゃいけないところで指が引っかかる。後ろの席の友人に鏡を借りて(授業中にどうどうと後ろ向いて借りるなよ・・・)見たところ、前歯の真ん中あたりが逆Uの字に欠けていました。
もう、なんと言うか、情けない。友人には「かのえちゃんの爪って歯よりも強いんだね」などと言われるし、母上には「歯医者に行って、爪噛んで欠けたって絶対言ったらダメよ。恥ずかしいから」と言われてしまいました。(いや、私はどうどうと言いましたけど。特に先生の反応はなし。別にどう思われてもいいけどね。昔から行っている所だから。あれ?だから普通は気にするのかな?)
そんなことがあって、私は心に決めたのでした。もう、爪を噛む(噛み切る)のは止めよう、と。


あれから数年。
現在はと言うと・・・噛んでます。時々噛み切ってます。でも、殆ど爪切りをちゃんと活用しています。
どうやって噛み切るのを止められたかと言うと、至極簡単。マニキュアを塗るだけ。塗るだけで噛みはしても噛み切ることはしなくなりました。(そのかわり塗ってないと噛み切りそうになりますが)
でも、それまでは深爪も深爪。短いのに慣れきった私には、長い爪なんて邪魔で邪魔で仕方がない。だから伸びたと思ったらすぐに切ってました。それが何を思ったか、最近伸ばしているんです。ここ1ヶ月は確実に切ってません。ハッキリ言って邪魔です。ペンを持つのも電卓打つのもキーボード打つのも。ペンは持ち辛いし、電卓キーボードは爪で滑って打ち間違えるし。
でも、そんなのはまだ可愛いほう。最近は乾燥するので、乾燥肌では多分ないのですが、お風呂上りにクリーム(二●アあたりですね)を塗っているんです。今日もいつものように塗っていたんです。で、「首も塗っておこう」なんて思ったのが間違いでした。両掌にクリームを延ばして塗っていました。「上のほうもやんないとね」とか思って顔の近くを塗り塗りしていると、手がクリームでツルッ。そして
サクッ
そりゃぁ見事に顎に爪が埋もれました。もう、痛いの何のってありゃしね〜!血が出ないのが不思議なくらい景気良く突っ込んで行ってくれて。鏡で一生懸命見ると、案の定、綺麗に爪の後が残っていました。
爪は凶器だと友人の爪攻撃を受けた昔、思ったことがありましたが、今回自分で再認識しました。やっぱり爪は凶器です。ヤツは危ないです。もう、我慢の限界。切ってやる!とは思うんですけど、なかなか切る勇気が出ないのでした。折角伸ばしたと思うと、なかなか、ね・・・(でも、今も何度か爪のせいでキーボード打ち間違えました・・・邪魔だ。しかも引っかかると痛いし・・・今年中に切るかなぁ)




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