気づいて欲しくて歩み寄った
気づいて欲しくて後ろを歩いた
けれど、気づいてくれなくて
後ろさえも見てくれなくて
寂しくて
寂しさをひきづりつつ
独りを味わってみた
気分と同じで歩く速度は遅く
それに気づいてくれた人もいた
「元気ないねぇ」
...
「眠いの?」
...(うぅん)
「バファリンいる?」
...(うぅん)
とは、きいてくれたけど
それだけ言ったらさっさと行ってしまった
きいてくれただけでも、
話してくれただけでも良いのかもしれない
ぼけっと考えながら
ふぅ〜っと溜息をつく
昼も独りで、勉強しながら...
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