今迄。そしてこれから。



 最初から、持たなければ楽だったもの。



『嗚呼畜生。』

と思いました(いきなりかい)



私だけが、まだ、あの時のままなんです。
何時でしたっけ、小学校・・・3年?4年?
嗚呼もうそんなにも時間は経ってしまったのですね。
本当に、・・・私だけなのですね。
あの車内での出来事は、私の夢物語だったのでしょうか。
今ではそうではないかとさえ、思えてしまいます。
-ただ、史実であってほしいとは願っています-
何故、大きくなったのでしょう。
恥じらいを捨ててしまいたかった。
今日、私が張り切って朝から親戚の手伝いを
自分でも感心する程頑張っていたのは、
そりゃ、故人の為でも十分あります。
けど、けれど。
貴方が来るという期待が私の足を
あっちへこっちへと動かせていたのも、
また紛れも無い事実なんです。
なのに、なのに。
いえ、責めれません、責めれません。
ただ、ただ。

何故こんなにも切ないのか、わからないんです。


貴方の母親だけがいらした時、
凄く、凄く切なくて。
痛いどころではなく、もう、それからやる気など起こらず
ただぼんやりブランコ椅子に座って
ゆらりゆらり夜空を見上げていました。





それでも、まだ・・・まだ
明日に期待している私は・・・・・・やはり愚者でしょうか。





*
*
*




好きになっては、いけなかったのに、ね。




*
*
*

でも、乳母車から一緒に育ってきて、
こんなにも身近な人他にいないのだから。
好きになるなというほうが、難しいのです。





*


来てウートートくらい、してってよ。






2002年07月24日(水)
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