今迄。そしてこれから。



 それが切ないモノだとしたら。


あなたはそれを忘れられる?


:::*:::





「この前、目に見えるものが全てと言っていたね。」
「ああ言ったとも。」
片割れが答える。
「それがどうかしたかい?」
全く同じ姿形のもう一方が悪戯な顔つきで言う。

「それは間違っていると思って。」
「ほほう?びっくりだ。そりゃびっくりだ。なぁ兄弟?」
「おうともさ兄弟。驚きだ驚きだ。こりゃたまげた。」
「もし君たちの言う定義が正しければ感情というものは
どこに行くんだ?」
「ふむむむむ。くさいくさいぞっ。」
「ああ、人間くさいっ。」
「嗚呼こりゃ堪らないっ。くさいぞくさいぞくさいぞ。」
「まぁ兄弟、落ち着こうじゃ無いか。話しを聞いてみよう。」
「そうしよう。」

内心既に疲れ切っていて話などしたくはなかったが。
仕方が無い。
今はそれしかないのだ。

「感情というものは心理というものでまたそれは
論文やデータで表せれるじゃないのかい?」
「それ全てが感情というわけじゃないじゃないか。」
「うーん。どうだろう。じゃぁ君は科学を信じないというのかい?え?」

「そうは言ってない。
ただあのアインシュタインでさえ「空想は知識より重要である。
知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。」と言ってるんだ。」

「ほほう。」
「驚きだな兄弟。」
「どうなんだ、その辺。」
「そうだねぇ、それは・・・そのままさっ」
「そのままさっ」





片割れが片割れの語尾を復唱すると同時に
また彼等は宴を再開した。
所詮、彼等は真面目に考えようとなどしていないのだ。
馬鹿だったかもしれない。




*******
駄文。






***

今日地元のホテルでダウンタウンの
松っちゃんや吉本の今田さんやらマネージャーさんやら
色んな人達がプールにいて自分の父アンド妹と
風呂入ったってーのは内緒。






(本気話)







2002年08月11日(日)
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