今迄。そしてこれから。



 





衰弱した頭のなかで必死になにかに縋りつく。
強い水流に引き込まれ、すべりでていこうとする
細くたよりない、それらを
離してはいけないのだと力をこめる。

どうにか伸ばしていた腕は
もはや感覚もなくて。
肌にあたる水は、もはや透明のゼラチンのように
ただのかたまりとして、体温を奪い流れていく。


あてもなく。

ただ、

あてもなく。


もがく。

ただ。
もがく。




*




太陽がおちる。


2006年03月31日(金)
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