twilight shackles
枷夜(かや)



 寂しかったの...

馬鹿な試みをしてみる。



初。海外電話(笑)
ご主人様の滞在先に電話をかけてみようと
無謀にも試みた、私でした
そして今日はお仕事もお休みしてました。
風邪引いてたので、後のことを考えて休養です。

昼過ぎに、ご主人様からのメールが止まってた
「あ...もう、帰られたかな...」
と思って、電話を鳴らしてみる
10回コールがなって、出ないので諦める

ここでデジカメを引っ張り出してきて
おもむろにセルフモードで写真を撮ってみた
押入れから引っ張り出してきた首輪をつけて...
あー。顔が変だ...髪もぼさぼさだし...
何枚かとって、選んでは消して...その繰り返し
途中でリードを繋いでみた。重さが心地よい...
自分でリードを引っ張ってみたりする
でも、ご主人様に引っ張られているときの
嬉しさはかけらもなかった...

数時間後、もう一度かけてみた
向こうは大体夜10時半ごろ...かな
数回鳴って...
「Hello...」
うわ...英語だ。そして女性だ...
「えぇ...と、日本からかけていますが」
「あ、はい」
あ、日本の人だ...
安心してしまった。
「あの、(会社名)の○○さんは
 いらっしゃいますか?」
少しまって...
「お電話代わりました、○○です」
「あ、○○さんだ」
「あぁ...」
たわいもない話をはじめる
電話かけたの、驚いてくれたかな...
国際電話、お金がかかるのわかってたけど...
なんだか...声が聞きたくなって...
本当に、それだけで。
何もないのに、かけたらダメだったかなぁ...。
いつもかけて頂いていて...一度は、と思って。
ちょっと勇気が要ったけど...かけて良かった
ご主人様の声を聴けてよかった。
なんだか、寂しかったんだもん。
なんだか...不安だったんだもん。

ドッグタグの話をしました
そのタグには、ご主人様の名前が
彫られてないらしいです(涙)
...期待したのに。かなり。
「文句があるならやらないぞ」
「いーやぁぁぁぁ」
おもいっきり叫んでいました(笑)
「そんなに嬉しいか(苦笑)」
はい、嬉しいです、えぇ、とっても。
断言しました。
日記にも書きましたが、他のどんなものより
ドッグタグが嬉しいです。私らしいと思うから。

あと、そのドッグタグをいつ渡そうか?と
ご主人様が仰いました。
私は、ご主人様にお会いして首輪を繋いで頂いて
その時にタグをつけて欲しいです...と言いました
「判った」
でも、いつ会えるか判りません。
会えるなら...いつなのかな。無理だよ...絶対。
私の予定がそれを許さないもの...。
「諦めるのか?前に進むんじゃなかったのか?」
でも、前に進むって言ったって...
会えないことには代わりが無いんだから...

戻ってきても、会えない事が不安...
会えても、たったの数分...
その数分で3ヶ月を埋める...?
そんなこと、出来ない...埋まらない...

寂しくて...
寂しくて...
今でも、怖いのに...

本当は、寂しがりやなのに強がって
人には何か、強くなろう!みたいに言って
でも、本当は自分が1番寂しくて...

そゆのも全部、電話に詰め込んでみた...
20分あったかなかったか...その中に
私は自分の思いを詰め込んだ

ご主人様...
でも、帰国されてはじめて会うときは
めーいっぱいの笑顔でお迎えしますね

2002年11月21日(木)
first day* new* index* mail*


My追加
エンピツ