twilight shackles
枷夜(かや)



 カラマワリ スル ココロ。

お昼に会えるんだ...。
そう思って朝一番から仕事をする。

けど...。お昼を過ぎたけどメールは来なかった。
彼女さんが帰らないって言ってるのかな...。
じゃあ今日は夜まで彼女さんと一緒なのかな...。

午前中に別れる。
その言葉だけに支えられて仕事してた私は
お昼の12時までに鳴らなかった携帯を見て
少し凹んだのだけど...。

せっかくの休みなので会えなくてもいいから
外を歩こうと思って終わった後出掛けることにする。
駅に到着する頃に主様からメールが来て
「別れたから、今から駅まで行く」
2時間遅れのメールで嬉しいやら悲しいやら...。

でも、顔を見るとほっとしている自分が居て
でも、「午前中」を信じてた自分は許せなくて。

迷っている私の背中を押すように、一言
「ついてくると決めたなら最後までついて来い」
と言った主様。

結局、電車を降りてどこに行くのかわからないまま
ぐるぐる回ってコンビニ行ってホテルに到着する...。
なんで遠回りしているのかもわからない私。
(たぶん意味はあったんだろうと思うのだけど)

ホテルで主様はソファに座る。私は床にへたり込む。
主様を見上げている。。。主様が見下ろす。。。
並んで歩いているよりも、ほっとするのは何故だろう。

出かけるつもりで出てきているから
首輪も、何もかも持ってきてはいないけど
主様は私を心で縛ってくださった。

夕食を食べて、でも、もう少しだけいたくて
場所を移動したけど外で寒くて結局帰らされ。










次の日、主様が風邪引きかけているから
薬を飲んで寝るとメールが来て知って。

凹んでいたのはいうまでもない。涙。

2004年01月03日(土)
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