 |
 |
■■■
■■
■ 夢。
夢を見た。 夢を壊す夢。 ほかでもない主様の夢を壊す夢。
変な夢だ。 こんなことを望んでいるのだろうか。
その夢は、主様のまわりにはたくさん人がいて 机を囲んでお酒を片手にワイワイにぎやかで 遠くで見ている私のまわりには誰も居なくて一人で。
敵対視してるのかもしれない。 主様の輪の中には彼女さんも、私が会いたい人もいる。 嫉妬しているのかもしれない。 キラキラ煌びやかな連休を過ごせる人たちに。 嫌悪しているのかもしれない。 判ってほしい人に判ってもらえないことに。
私は、いろんな思いをぶちまけて、ぐちゃぐちゃにして 散らかしたままで逃げるように消えた。 小さかったり大きかったりする傷跡を残して。
声が聞こえた。主様が泣いていた。 どこかは判らないけど、泣く声がした。確かに主様だ。 胸がズギッと痛んだ。
首を振った。
これは痛みじゃないんだと言い聞かせた。 最後の私は奇妙な笑顔を浮かべて立っていた。
目が覚めたら顔に涙の跡が残っていた。
嘘かほんとか 夢か現実かわからなくなった朝。
2004年05月12日(水)
|
|
 |