twilight shackles
枷夜(かや)



 だらだらまったり。

たまには必要だね...という主様のお言葉でした。

昨晩、夕食とお泊りのお呼びだしがありました。
主様は市内で研修があるため午後出勤
私は、人が足りない数時間のヘルプだけで
主様と同じく午後出勤だったので
めずらしく延長までしてお昼前まで一緒でした。

チェックアウトまで居たのが先日の旅行以来。
しかも平日で互いに仕事なのに...
でも、時間に追われず主様のおそばに居られました。

大抵、遅くに入るのも早く出るのも私の仕事の所為。
インは遅かったけど、その分は埋められました。
お風呂もゆったり、軽くお夜食も食べて
ベッドでだらりんまったり、主様のそばでゴロゴロ。
けど、スイッチは簡単に入れられて目はとろりんとしてくる。
肌を撫でられるだけで甘い声が漏れてしまう。

...いつからだろう?

なかなか自分で感覚を掴めなかった。
付き合っていた頃は逝くことを理解できずに
フリをすることで乗り切っていたように思う。

その時期の私をご存じである主様は逝くたびに
笑って「成長したなぁ〜」とおっしゃるのです。

別れ際はいつも切なくて...はち切れそうになるけど
確定している「次の約束」があるから、頑張れる。
一緒に食べたかった料理...
そして、堂々と隣で飼われていると言える場所...
だらだらまったり実感していこう。
急いで焦らなくても、前に進めることが大切だと
鎖を通して主様が教えて下さったから...

2005年10月27日(木)
first day* new* index* mail*


My追加
エンピツ