せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年01月21日(月) |
「2002春/夏 ニューヨークコレクションレポート」 |
このところ続いてた録音のお仕事が一段落。 今日は、「2002春/夏 東京コレクションレポート part3」と「2002春/夏 ニューヨークコレクションレポート」。 会期半ばでテロが起きて、それ以降のコレクションがみんな中止になったニューヨーク。 その後、アトリエ等で開かれた発表会のハウスビデオが中心だ。 いったんは中止になっても、それきりにはしない。 テロには負けないという意志がつよくかんじられる。 で、今日聞いた、ちょっといい話。 アフガニスタン暫定政権のカルザイ議長の服のスタイリングを、グッチのトム・フォードがやってるんだって! カルザイさんは、グッチからベストドレッサーに選ばれたりしてるけど、そういうわけだったのね。 たしかに、他の人たちに比べて、全然、こぎれいだもんね。 帽子(?)も一人だけちょっと違うし、カフタン(合ってる?)の中のスーツもとってもしゃれてる。 グッチには、かなりアラブ資本が入ってるはずだから、そのへんからのつながりなのかしら? それにしても、なんかうれしいわ。 44歳でようやく結婚したカルザイさん。「仕事が忙しくて」っていうのが理由だけど、他の理由として、「ゲイなんじゃないの?」なんて気もしてきたりして…… それゆえの、トム・フォードとのつながりだったら、もっといいな、なんてね。
その後、メディカルトリビューンという会社がやってるオンラインマガジン「Sexual Science」のインタビューを受けに、麹町へ。 「東京レズビアン&ゲイ・パレード2002」実行委員長としての抱負などを語る。 そろそろ終わろうかという頃に、すごい雷の音が。 インタビューを終えて、外に出ると、雨はそれほどではないんだけど、稲光のきれいなことといったら。 うれしくなったので、四谷の駅まで歩いてみることにする。 麹町大通りは、南側がきれいに空が開けていて、時折輝く稲妻がきれいに見える。 いつもよりは大きな傘を差しているので、のんきに雨の中の散歩。 ビル風が時々つらい以外は、なかなか快適。 四谷の駅について、いつもの癖で、「今度は四谷三丁目まで」と歩き出し、結局、新宿駅まで到達してしまう。 その途中、四谷区民センターのあたりで、外壁をなおしてる最中のビルの養生壁が大きく倒れてるのにでっくわしてびっくり。 突風でやられたんだと思うけど、ビルからべり〜んってはがれて、ねじれながら、車道の上まで倒れ込んでる鉄の壁はなんだかすごかった。 お巡りさんたちが交通整理をしてる間を、物見遊山でてくてく通り過ぎる。 新宿駅では、中央線が遅れてる。 「四谷駅付近で車内に不審物を発見したため」だって。後で、聞いたら、四谷警察に車が飛び込んだりもしたんだって、今日の午後は。 大変だったのね、いろいろと、四谷ったらば。
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