せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年03月10日(日) 台本ドカンとね!

<メモのように「とりあえず」残してた日記をそっくり載せてみます>

午後から夜の稽古なんだけど、僕はずっと高円寺で台本書き。
昨日の夜から、ずっと机に向かってる。
動かなくていいように、バナナとか、お茶とかコーヒーとかをまわりにおいて、ひたすら書く。
もとい、書く努力をする。
横になると眠ってしまうので、椅子に座ったまま、目を閉じたりとかね。
そんなことしてたら、突然、鼻血が出てびっくりする。
鼻かみすぎて、とかじゃなくて、何もしないのに、たらーっと。
ティッシュをつめたら、もう片方の鼻がこちらは花粉症でつまっていて、口で息をする。
約30分ほど、鼻血のせいで一休みする。
止まってから、よし!ととりかかるが、それでも、朝がたちょっと眠ってしまう。
すっかり明るくなってから、あわてて起きて、続きにとりかかる。

できたところから、まみーに自転車に乗って、阿佐ヶ谷の稽古場へ届けてもらう。
まず1時、それから計3回、往復してもらって、最後に僕が持参して、一段落。

稽古場ではみんなが届いたところをどんどん「入れて」ってる。
いっこうちゃんは、全部をおぼえちゃってた。すごい!

稽古場に着いて、一息ついてから、今日もってったところを、読んでみる。
芝居が始まって、何がほんとで何が嘘かということが、とりあえずはわかる場面まで。
前半部分のほぼ全体。
あとほんの少しで、前半が終わりってかんじで、何を書かなきゃいけないかもわかってたんだけど、とにかく稽古場に行くことが最優先。
今日持ってったところには、ジュネの「女中たち」がまるのまんま入ってる場面がある。
この部分の分量がかなり微妙なんだけどね。
とにかく、みんなが嘘をついているので、どこまで本気なのかということが、むちゃくちゃ微妙だ。
その時々が全部本気っていうのが基本的にはいいんだけど、そうもいかない。
相対的な「本気さ」と「嘘さ」(?)を決めていかないといけないからね。
あれこれ、様子を見ながら、読み合わせてみて(ていうか、みんなはもう入ってるから、立ってる)、一休み。
もう一度、さらってみて、最後に、頭から全部をやってみた。
動きを当たりながら、だいたいね。
照明のおにさん、音響のあゆみちゃんも来てくれてる。
ほそちゃんにあらくんも。
あるとこまで通ったラップは、52分。
全体の半分だ。
ここから一気に後半の「濃い」場面になだれこんでいける。
稽古の後、食事をしながら、打ち合わせ。
部屋に戻って、ひさしぶりに一息つく。
たまってたメールを送ったり、しばしメール三昧。
これから、お風呂に入ろう。
かなり汗くさいかんじ。
もう春なのね。って、そんなんで季節の変わり目かんじるなんて、どうよ?


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