せきねしんいちの観劇&稽古日記
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<メモのように「とりあえず」残してた日記をそっくり載せてみます>
午後から夜の稽古なんだけど、僕はずっと高円寺で台本書き。 昨日の夜から、ずっと机に向かってる。 動かなくていいように、バナナとか、お茶とかコーヒーとかをまわりにおいて、ひたすら書く。 もとい、書く努力をする。 横になると眠ってしまうので、椅子に座ったまま、目を閉じたりとかね。 そんなことしてたら、突然、鼻血が出てびっくりする。 鼻かみすぎて、とかじゃなくて、何もしないのに、たらーっと。 ティッシュをつめたら、もう片方の鼻がこちらは花粉症でつまっていて、口で息をする。 約30分ほど、鼻血のせいで一休みする。 止まってから、よし!ととりかかるが、それでも、朝がたちょっと眠ってしまう。 すっかり明るくなってから、あわてて起きて、続きにとりかかる。
できたところから、まみーに自転車に乗って、阿佐ヶ谷の稽古場へ届けてもらう。 まず1時、それから計3回、往復してもらって、最後に僕が持参して、一段落。
稽古場ではみんなが届いたところをどんどん「入れて」ってる。 いっこうちゃんは、全部をおぼえちゃってた。すごい!
稽古場に着いて、一息ついてから、今日もってったところを、読んでみる。 芝居が始まって、何がほんとで何が嘘かということが、とりあえずはわかる場面まで。 前半部分のほぼ全体。 あとほんの少しで、前半が終わりってかんじで、何を書かなきゃいけないかもわかってたんだけど、とにかく稽古場に行くことが最優先。 今日持ってったところには、ジュネの「女中たち」がまるのまんま入ってる場面がある。 この部分の分量がかなり微妙なんだけどね。 とにかく、みんなが嘘をついているので、どこまで本気なのかということが、むちゃくちゃ微妙だ。 その時々が全部本気っていうのが基本的にはいいんだけど、そうもいかない。 相対的な「本気さ」と「嘘さ」(?)を決めていかないといけないからね。 あれこれ、様子を見ながら、読み合わせてみて(ていうか、みんなはもう入ってるから、立ってる)、一休み。 もう一度、さらってみて、最後に、頭から全部をやってみた。 動きを当たりながら、だいたいね。 照明のおにさん、音響のあゆみちゃんも来てくれてる。 ほそちゃんにあらくんも。 あるとこまで通ったラップは、52分。 全体の半分だ。 ここから一気に後半の「濃い」場面になだれこんでいける。 稽古の後、食事をしながら、打ち合わせ。 部屋に戻って、ひさしぶりに一息つく。 たまってたメールを送ったり、しばしメール三昧。 これから、お風呂に入ろう。 かなり汗くさいかんじ。 もう春なのね。って、そんなんで季節の変わり目かんじるなんて、どうよ?
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