せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年06月19日(木) 「Four Seasons 四季」稽古 タックスノット

 オープニングの段取りをいろいろやってみる。
 マッスーのキャラがなかなかおかしい。
 MDウォークマンの扱いをノグとマミーがいろいろ工夫している。

 帰りに、タックスノットへ寄る。
 ウタちゃん、マサキさん、エイジさん、ウスイさん、それにシンジくんが加わって、びっくりするような濃い顔ぶれに。
 マサキさんが持ってきた。ノンケ向け「男同士のセックスマニュアル」という本をみんなで見る。決して「ゲイ向け」じゃないってところがポイント。「Wアナル挿入」なんて、信じられないことをやっている。ゲイだってしないよ、そんなこと。
 「ここまで来たのね……」とタックさんが言うのももっともだ。
 十年前なら考えられない。ほんとに。
 みんなで、この間のトニー賞の授賞式の話で盛り上がる。
 今年のトニー賞は、ベストミュージカルが「ヘアスプレイ」。ディヴァインが主演した映画のミュージカル化だ。主人公の母親役で、ハーヴェイ・ファイアスティンが出演。見事主演男優賞を受賞した。
 ベストプレイは、「テイク・ミー・アウト」という、メジャーリーグの選手が、ゲイだってカミングアウトしたことから起こる騒動を描いた芝居。 
 どちらの舞台も、制作者関係者にゲイがいっぱい。舞台上から、パートナーに向かって「ありがとう!」と言っていた姿が印象的。
 彼らだけでなく、ステージにあがったみんな、それに客席の雰囲気も、ゲイフレンドリーというか、それぞれの違いを認めて、讃えようというかんじだったのが、すばらしい。
 身体が不自由になってしまったクリストファー・リーブが、プレゼンターで登場したけど、決して深刻になるんじゃなく、ジョークを飛ばしてみんなで盛り上がってたのが印象的だった。

 初日まで27日!


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