せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEX|past|will
2003年07月20日(日) |
「Four Seasons 四季」5日目 |
今日も14時と19時の開演。 11時に劇場入りして、アップ。 僕は、行きそびれていたコインランドリーに。 乾燥機が乾燥時間が終わった後も「クールダウン」とかいうので、15分もドアを開けてくれなくてイライラと待つ。 開演前に、マッスーとノグが、1場の頭の「倍速稽古」をしている。 見ていたら、「それで全然OKじゃん」ということになった。 ていうことは、今までは、1/2速ってこと? 今日の表方スタッフはものすごい。いつものメンバーに加えて、昨日に続いてのいっこうちゃんに岩井さん、それに郡司くんと桜澤さんがきてくれる。&山縣くんもね。 ほんとに、表方だけで「一本芝居がうてる」ような豪華な顔ぶれ。 マチネは無事に終了。 テンポのいい、楽しい芝居になった。 続いて、19時開演。 いつもより、じゃっかん年齢層が高めの客席。 笑い声のタイミングが微妙に遅いかんじかな? あちこち、すべってるんじゃない?というところを何とかクリアしながら、終演。 終演後、見に来てくれた若さんと京劇プロデューサーのマイ、それにトシくん、さっこさん、亜弓ちゃん、さっこさんのダーリンのマッキーさんと飲み。 とってもテンションの高い飲みになる。 今日も、サッコさんに「終電ダイジョブ?」と言われ、亜弓ちゃん、トシくんと駅に向かう。 ホームでマイにばったり。どうしたのかと思ったら、僕が忘れてきた携帯を持ってきてくれたんだった。 サッコさんに預けて明日……じゃなくて、今晩携帯がないってことがどれだけ不便かってことをわかってくれてるんだとむちゃくちゃうれしかった。ありがとう!! 明日はいよいよ千秋楽。 いつもより、1日、2ステージ、多い分を、存分に生かして、いい舞台を作り上げようと思う。 今日、思ったこと。 芝居をしながら、一緒に舞台に立ってる誰かの調子が悪いとき、「ダメじゃん」って思うんじゃなくて、「ダイジョブかな?」って思うようにするだけで、何かが変わるかもしれない。 今回の舞台は誰も芝居をもっていっていない。芝居は、いつも人と人の間にある。 役者と役者、役者とお客様。 このふんわりと頼りなく宙に浮いてるものを、どうやって「浮かせ続けさせられるか」ってことが大事なんだろうな? 落としてしまうんじゃなく、誰かが捕まえてしまうんじゃなく。
昼間、水曜日に見に来てくれた絶対王様の笹木くんが差し入れを持ってまた来てくれた。 ありがとう! 僕はこないだの「恐怖、動物汁」も見に行けなかったのに…… バーズアイビューさんも折り込みに来てくれた。もちろん、僕らは、全く同じ日程なので、伺うことはできない(かわりに、毎回、カーテン・コールで公演のお知らせをしてるけども……)。 今回の「Four Seasons 四季」のお客様は、フライングステージは初めてという方がいつもよりぐんと多い。4月の「絶対鳥フライ」を見て、来てくれた方がたくさんいるせいだ。 もうひとつ感謝だ。
|