せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年04月17日(土) 「思い出の夏」稽古

 台本は進まず、それでも、稽古には出掛ける。
 とにかく話す。
 今回は、登場人物がみんな僕よりもずっと年上だ。
 生きてない時代を想像するということのおもしろさと大変さを味わっている。
 自分じゃないことを想像=創造していくということを、実は僕はこの頃、意識的にしてきてなかったんだなと思う。
 青山さんの話は、そんな知らない時代の感触がわかるというだけでもとっても参考になる。
 これはいただきというアイデアが浮かぶ。わくわくする。
 とってもおいしいカレーをごちそうになり、テレビの「冬のソナタ」を聞きながら、おしゃべりは続く。
 テーマ曲が「愛はかげろう」って曲に似てない?と言われ、たしかにそうだなと気がつく。
 時折見てみた、「冬のソナタ」は、なんだかものすごいべたなセリフがくり広がっていて、どうよこれとおもいながら、涙ぐんでしまいそうになってたりもする。
 終電がなくなる時間までおじゃまして、車で送っていただく。
 車の中、ずっと頭の中を流れていたのは、さっきのテーマ曲。ほろっとして、昔の恋愛を思い出したりと、妙にオセンチな気分になってるのがおかしい。


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